生前整理のメリットとデメリット



今回は、生前整理についてのメリットとデメリットを考えていきたいと思います。
ご自身で生前整理することには一見デメリットはないように思えますが、デメリットとしてあげられることは、かなりの労力と膨大な時間が必要ということです。
若ければそれほど大したことではないかもしれませんが、高齢になると体力も落ち、また生活してきた年数分、身の回りの物も増えているのでなおさら億劫になる作業です。
そうしたデメリットをしっかりと認識したうえで生前整理を行うことが重要です。

実際に生前整理をはじめると想像以上に荷物が多く、労力と時間が必要となるため、途中で投げ出してしまう方も多いようです。
大型家電や大型家具などは、処分には手続きや費用も必要となり手間もかかります。
中には運ぶのに足腰を痛めたりする方もいらっしゃるようで、注意しながら進めなければいけません。
ご自身で処分する場合は処分費用を抑えることができますが、回数を分けて粗大ごみで出すなどの工夫も必要で外に運び出すにしても大変な作業です。

一方、我々のような業者に依頼すると費用はかかりますが、そのような大変な作業がなくなりスムーズに身の回りの片付けができるのが最大のメリットです。
また、生前整理で必要なものだけを残し、不用品を処分することで、物が少なくなれば生活もシンプルに快適で暮らしやすくなります。また、物が少ない分、お掃除もしやすくなるというメリットもあります。
高齢の方のお住まいで沢山のものに囲まれて生活していると、転倒などのリスクも高くなりますので、生前整理は生活環境の改善にもつながるといえるでしょう。

「くらし相談」では、何かあった時ではなく、あまり高齢にならないうちの生前整理をおすすめしております。生前整理を思い立った時はいつでもご連絡ください。

羽曳野市・ご実家売却前の生前整理



今回は、今までご夫婦で暮らされていた奥様がご病気を患い、今まではデイサービスを利用しながらご主人が介護されていたのですが、ご主人も高齢で奥様の介護も大変になってきたので医療療養型病院に入居されることが決まり、ご主人が独り暮らしになるので娘様ご夫婦と同居されるための引越し前の生前整理のご相談でした。

お家に伺うと、奥様の体調が悪くなった5年ほど前に戸建ての家を引き払い、バリアフリーの2LDLの今のアパートに引っ越されてこられ、その時にお荷物もかなり処分されたようでした。
ただ自由に体が動かせない奥様に代わり、家事全般と奥様の介護をしてきたのでお部屋の方は散らかっており娘様宅への引越しの片付けがなかなかできないくらいかなりお疲れのご様子でした。

奥様が医療療養型病院に入居されたあと、できるだけ早くご主人の引越しをして住居を返却したいとのご要望でしたので、入居された2日後に作業にとりかかれるように手配させていただきました。

作業当日、家具や家電、衣類、その他生活用品のお荷物を必要なものと不要な物に分け一つずつ運び出しました。娘様の家ではお荷物が1部屋に収まるようにしないといけないため、お荷物はコンパクトにまとめさせていただきました。

作業終了後、ご主人様からは「家事と介護の生活で疲れていたうえに歳も取っているし、片付けをどうしようかと思っていたので助かりました。娘もはじめは手伝ってくれてたんですが、大きなものとなると片付けるにもなかなか難しくて。手際よく片付けていただいてプロの業者に依頼して良かったです。」と仰ってくださいました。

近年は老々介護も増えてきて、高齢のご自身たちではなかなか生前整理の片付けが難しくなってきています。そのような場合は「くらし相談」へお気軽にご連絡ください。

東大阪市・老人ホームに入居される前の生前生理



先日、70代の女性の娘様よりお母様の生前整理のご依頼がありました。
お母様は子供たちがまだ小さい頃にご主人様を亡くし、その子供たちも独立されてから今まで独り暮らしをされていたのだそうですが、最近体調が思わしくなくて病院通いが増え、このまま独り暮らしを続けることに不安を覚えてきたので、この度老人ホームに移られることを決められたそうです。

今のお住まいは4LDK一戸建てで、入居される老人ホームの施設が1DKですので、ほとんどの家財道具を処分することになります。娘様がお二人いらっしゃいましたが、どちらも遠方にお住まいで共働きをされており、なかなか片付けを手伝いに来ることができないとのことで、「母が老人ホームに入居するのに持っていけるものと処分しなければならない物の整理を手伝ってほしい」とくらし相談に依頼をいただきました。

一戸建てのお住いはそのまま売却されるご予定でしたので、建物に傷が付かないように養生処理をし、老人ホームに持っていかれる、家具・家電・衣類・お布団・身の回りの物など、梱包から家具の移動までさせていただき、その後、片付けなければいけない物をリユース、リサイクル、処分品にわけて整理、搬出し最後に清掃して作業は完了しました。

くらし相談には、ケアマネージャーや福祉の有資格者が在籍しておりますので、介護サービスへの相談や、要介護認定を受けるための書類作成に関するご相談などもお受けすることが可能です。
また、介護施設への入居が決まった場合に必要となってくる生前整理も、在籍のケアマネージャーが適宜アドバイスいたしますので、安心してサービスをご利用いただけます。

老人ホームなどの施設入居に伴う生前整理は、「くらし相談」へお気軽にご相談ください。