柏原市・施設入居に伴う生前整理



柏原市でお住いのご高齢の女性から、家の片付けのご依頼をいただきました。

身寄りがいらっしゃらないご依頼主様は、足腰も弱ってきており、おひとりでの生活が困難になってきたのを機に施設への入所を決められたそうです。

施設には家財道具がひと通り備え付けられているため、必要最低限の荷物しか持っていけないということで、家財道具の処分や家の片付け、清掃、生前整理をしてほしいとのことでした。

貴重品や大事なものは、事前にご自身で整理をされておられました。 その他のものをおひとつお一つご依頼主様に確認をしていただきながら片付け進めていきました。家具や家電などまだまだ使用できるものは下取りをさせていただき、作業費用と相殺をさせていただきました。ご依頼主様からは、施設入所に費用がかさむため作業費安くなり助かった。と喜んでいただけました。

すべてのものを片付け、整理したあと、清掃作業をおこない終了です。

作業後、ご依頼主様から「あんなにも荷物があったのにも関わらず、ひとつずつ丁寧に確認しながら作業をしてくれていたのに、こんなにも早く終わるなんてさすがですね。家のものがどんどん運び出されていくのを見ていると寂しくなってきたのですが、皆さんの親身で親切な対応と真面目な仕事っぷりに寂しさもどっかに行っちゃいました。」と笑顔で言っていただけたのが印象的でした。

八尾市・引きこもりの方のゴミ屋敷清掃



先日、ゴミ屋敷になっているマンションの清掃作業をおこなってきました。

作業は、八尾市にあるご依頼主様のお姉さまのご自宅でした。 お姉さまは、20年以上勤めていた会社をリストラになったのをきっかけに引きこもりになり、先日、とうとう精神的に限界がきてしまい入院されたそうです。

退院後は、弟さんであるご依頼主様宅に引っ越し療養をするということで、ゴミ屋敷となっているお姉さまのお部屋の片付け、清掃のご依頼でした。

部屋の扉を開けるなりゴミの山でした。部屋中に食べ物の腐った臭いや排泄物の臭いが漂い、コンビニ弁当やカップ麺、お菓子の容器や食べさし、高アルコール飲料の空き缶やジュースのペットボトルが散乱していました。キッチンなど水回りにもゴミが山積みで、ゴキブリやハエ、カビが発生していました。

大量のゴミは、マンションの住人に迷惑がかからないように、養生をおこない、注意を払いながらトラックへ積み込みます。家具や家電などは、汚れや劣化が酷くなく使用できそうなものは下取りをさせていただきました。

清掃作業の後、専用の薬剤で消毒・除菌、消臭をおこないすべての作業を完了しました。

ご依頼主様は、「本当に助かりました。部屋を見た時はどうしようかと悩みました。やはりプロにお願いして良かったです。二人きりの兄弟なんで、姉が退院した後もサポートをして復帰できるように手伝っていきたいです」話されていました。

富田林市・孤独死によるアパートの特殊清掃



富田林市にあるアパートの大家さんからのご依頼で、特殊清掃に行ってきました。

アパートの住人の方が孤独死をされたそうで、死後3週間以上経ってご遺体が発見された部屋の特殊清掃の作業でした。

家賃の支払いが無く、呼び出しにも応答がなかったのを心配に思った大家さんが、警察官立会いのもと部屋に入ると亡くなられていたそうです。

作業現場は、三階建ての三階のお部屋でエレベーターがなかったため、家財道具や家具、家電などを運び出すのには、通常より多めのスタッフで作業をおこないました。

死後、時間も経っており、季節的にも気温・湿度も高いことから、ご遺体の腐敗が始まっていて、体液や腐敗臭が壁や畳に染み込み、死臭が立ち込めていました。一般のハウスクリーニングとは違った、より専門的な技術、機器、薬剤を使用し、消臭・消毒作業をおこないました。畳まで、腐敗液が染み込んでいたため、大家さんからのご指示で畳を処分しました。

故人様には、身寄りの方がいらっしゃらなかったそうでした。 昨今、高齢者の孤独死は大きな社会問題になっています。行政、地域、民間などがネットワークを構築して協力しあって取り組まないといけない問題でしょう。そのことを改めて考えさせられたご依頼でした。