ゴミ屋敷清掃のご依頼をいただき作業に行って参りました。
現場は玄関を開けた瞬間からゴミが山積みの状態で、害虫も発生している厳しい状況でした。
家主様は認知症で、毎日のように出掛けては大量に何かを買い込んで溜める癖があるようで、ゴミだけではなく、使用していない雑貨や衣類も大量にありました。
2日間かけて清掃・不用品撤去の作業をおこない、かなり綺麗に回復することができました。
ゴミ屋敷は住人の怠惰で出来たものだけではなく、認知症によって起きてしまうケースも多いのが実情です。
今回のケースも、親族が介護サービスなどを利用しながらこの女性のケアをしていればここまでにならなかったのかもしれませんが、おそらくお世話をしてあげる親族がいらっしゃらなかったのでしょう。
これまでにも認知症を患っている方のお宅の片付けのお手伝いをさせていただきましたが、御家族や親族の方がちょくちょく訪ねていてもお部屋が荒れてしまう事が多いというのが実感です。
お部屋が荒れたまま放っておくと害虫が発生してしまい、健康被害も生じます。
これからは単身認知症患者は今後ますます増大することが予想されます。そういった方のお宅がゴミ屋敷状態にならないよう、ヘルパーさんなどにも相談して対策をすることをオススメします。
大阪狭山市・住人が入院されたゴミ屋敷の片付け
つい先日、2DKのゴミ屋敷になっている部屋を片付けてきました。
住人の方が入院をされたそうで、ご家族の方からのご依頼でした。
現場は、昔ながらのアパートでした。
玄関に入るなり、食べ物の腐敗臭や排泄物、猫の糞などが入り混じった独特な悪臭が鼻を刺してきました。
部屋中には、カップラーメンの容器、発泡酒の空き缶や汚れた衣類が散乱しており、腰の高さまで積み重なっている状態でしたので、まずは部屋中のゴミを分別しながら袋へと詰めていき搬出をしていきました。またベランダにも、不要な家財道具が積み上げられていたので、それらも分別をして搬出しました。
ゴミをひと通り搬出し終えて、ようなくフローリングが見えてきたところで、清掃作業に移りました。
台所は食べ残しや洗っていない皿、コップ、鍋が山積みになっており、それらを処分し、シンクのカビ、水垢を専用洗剤で綺麗にしました。
トイレ、風呂も汚れが酷く、浴槽には真っ茶色の水が貼られている状態だったので、清掃をおこない、最後は、玄関周りを片付けて、ご依頼主さまに確認をしていただき作業を終了しました。
住人の方が退院をされて部屋に戻ってきた後、ゴミ屋敷の生活に戻らないことを心より願っています。
柏原市・認知症のお父様の家がゴミ屋敷に!息子さまからSOSがありました
先日、ゴミ屋敷清掃の作業をおこないました。
ご依頼主様は、家主の息子さま。
お正月、数年ぶりに帰省した時の変わり果てた実家の状況に愕然とされ、今回のご依頼に至りました。
ご実家には、80代のお父様がお一人でお住まいです。お母様が10年前に他界されてからお独り暮らしをされているそうなのですが、男性のお独り暮らしということで、お掃除やお片づけが苦手でなかなかできない上に、数年前から膝痛や腰痛がひどくなり、ゴミを出すことも億劫で、部屋中にゴミが溜まった状態で放置するようになったのだそうです。
息子様は、帰省のたびに片付けを手伝っていたそうなのですが、今回は異常だということで、病院に行かれたところ、認知症の疑いがあるとの診断だったそうです。
「ゴミ屋敷化」にはさまざまな要因がありますが、認知症もそのひとつと考えられています。認知機能の低下によって、ゴミの分別や部屋の片付けが難しくなるのが原因のようです。
今回の作業は、今後の生活が快適になるよう、部屋全体の片付けと整理、清掃をし、部屋全体のオゾン脱臭、専用機器で消臭除菌をおこないました。
作業終了後、「これで綺麗な部屋で快適に過ごせます。」と息子様にもお父様にも大変喜んで頂きました。
ゴミの中で毎日過ごしていれば当然健康状態も悪化するでしょうし、火災や孤独死といった思わぬ事件・事故のリスクも高まります。
ごみ屋敷でお悩みのことがございましたら、「くらし相談」にお気軽にお問い合わせ下さい。