大東市・掃除嫌いの母の家がゴミ屋敷に



今回は、70代独り暮らしの母親が住んでいる家が、ゴミ屋敷状態になっているので片付けをお願いしたいと息子様からご依頼をいただきました。お話しを伺うと、お母様は物が捨てられないという訳ではなく、掃除が苦手でできる限りしたくないということから、家の中がどんどんゴミや物であふれゴミ屋敷状態になってきたようです。
数年前にお父様が亡くなるまでは、お父様が家の片付けをしていたらしいのですが、亡くなられてからは全くと言っていいほど掃除や片付けをせず、見るに見かねた息子様から当社へご相談がありました。

お母様は、掃除をすることは苦手のご様子でしたが、物への執着心があまりない方でしたので、捨てることにはためらわず、我々に任せていただけました。
最初にゴミとわかる物で45リットルのゴミ袋で25袋のゴミがあり、大半が飲食に関わるものでした。食事も殆どがお弁当やレトルト食品で済まされているようで、自炊をあまりされないようでしたので、最低限の食器や鍋、フライパンなどを除き、汚れたキッチン用品も殆ど処分させていただきました。キッチン周りのゴミが特に多く、お母様曰く、今までで一番物を捨てた一日だったそうです。ガスコンロ使用時のキッチン周りのゴミへの引火も気にされているご様子でしたので、ガスコンロからIHコンロに変更されてはとアドバイスさせていただきました。
衣類などは残す物と処分するものを伺い、処分する物は搬出し、天井や窓の隅に何ヶ所もクモの巣が張ってあるのを取り除き、床も掃除して作業は終了しました。

高齢者が増え、年老いた独り暮らしの親の家が、物だらけゴミだらけになっているという悩みを持っている方は多いと思います。そんなゴミ屋敷のことでお悩みでしたら、「くらし相談」にお気軽にお問い合わせ下さい。

柏原市・認知症のお父様のお住まいがゴミ屋敷に



先日、遠方にお住まいの息子様が3年半ぶりに実家に帰省した際、お父様が独り暮らしをされていたご実家がゴミ屋敷になっており、弊社のホームページを見てお電話をくださいました。
最近、お父様が認知症気味だと思い、実家の事が気になっていたものの、仕事が忙しい上にコロナ禍の中、なかなか帰省できずにいてようやく帰省できた時にはご実家はゴミで荒れ放題で、今回のご依頼に至りました。

お母様を早くに亡くされ、息子様ご兄弟が家を出られてからは、ご実家にはお父様がお一人でお住まいでした。長年独り暮らしだったため、炊事や洗濯などの家事もお父様ご自身でずっとされてきたこともあり、ご年齢もまだ70代でまだまだ若いからとご兄弟は今まで安心されていたようです。

ただこの3年半の間に、新型コロナの影響でお父様の生活も一変し、外出や人に会う機会も少なくなったようです。電話もそれほど頻繁にしていなかったので、認知になってきていることに気付くのが遅くなり、今回帰省された時のご実家の荒れ果てた様子にかなり驚かれたようです。帰省時に早速病院に行き、認知症の診断を受けて介護施設への入居を考えられていました。

ゴミ屋敷になるにはさまざまな要因がありますが、認知症もそのひとつと考えられています。認知機能の低下によって、ゴミの分別や部屋の片付けが難しくなるのが原因のようです。

作業日当日、部屋全体の大量のゴミの片付けと整理、清掃をし、消臭除菌をおこないました。
デイサービスなどを利用して、お父様が介護施設に入居できるまでの間は、またゴミ屋敷にならないように息子様たちが様子を伺いに来られるそうです。

ゴミ屋敷で生活していれば健康状態も悪化するでしょうし、火災や孤独死といった事故のリスクも高まります。ゴミ屋敷のことでお悩みでしたら、「くらし相談」にお気軽にお問い合わせ下さい。

羽曳野市・アニメグッズで自宅がゴミ屋敷に



今回は、40代男性より、一人暮らしを始めてから好きなアニメ本やアニメのフィギュア、衣類、雑貨などのアニメグッズを集めすぎてゴミ屋敷となった部屋を片付けてほしいとご連絡がありました。

「ゴミ屋敷」という言葉を聞くと、多くの方が不潔なイメージを持つかもしれません。しかし、ゴミ屋敷の中には、単に食事のあとのゴミなどを捨てず汚部屋になる以外に、収集癖の心の病の場合もあります。今回は、その男性のお宅にお伺いし、アニメ商品やフィギュアなどの整理を行いました。

これらの片付けには収集してきた心情を理解することも大切です。依頼者が愛着を持っている物がないか、整理をする前に、どのような品物にどのような思い入れがあるのかを伺う必要があります。

整理を始める前には、当社ではプライバシーの確保を徹底して行います。また、作業中は大切なものまで処分してしまわないように、依頼者にも見ていただきます。整理する際には、残しておくもの、リサイクル、リユースできるもの、処分するものに分け、納得いただけるような整理を行います。残しておくものは大切に取り扱い、リサイクルできるものについては、日本のアニメは国内に限らず海外でも人気ですので、レアな商品や単行本が全巻綺麗に揃っているものなどは売買で高値がつくものもあり、当社では買取もおこなっております。

今回、依頼者の男性は手放しがたいものもたくさんあったようですが、最小限のものだけを残すことでスッキリした生活を取り戻すことができました。

「ゴミ屋敷」という言葉には、様々な背景があるものです。その原因を理解し、依頼者の心情に寄り添った整理を行うことが重要です。整理が終わった後は、必要であれば、今後の生活においても快適に過ごせるようなアドバイスもさせていただきますので、物があふれてお困りのことがありましたら、お気軽に「くらし相談」にご連絡ください。