羽曳野市・アニメグッズで自宅がゴミ屋敷に



今回は、40代男性より、一人暮らしを始めてから好きなアニメ本やアニメのフィギュア、衣類、雑貨などのアニメグッズを集めすぎてゴミ屋敷となった部屋を片付けてほしいとご連絡がありました。

「ゴミ屋敷」という言葉を聞くと、多くの方が不潔なイメージを持つかもしれません。しかし、ゴミ屋敷の中には、単に食事のあとのゴミなどを捨てず汚部屋になる以外に、収集癖の心の病の場合もあります。今回は、その男性のお宅にお伺いし、アニメ商品やフィギュアなどの整理を行いました。

これらの片付けには収集してきた心情を理解することも大切です。依頼者が愛着を持っている物がないか、整理をする前に、どのような品物にどのような思い入れがあるのかを伺う必要があります。

整理を始める前には、当社ではプライバシーの確保を徹底して行います。また、作業中は大切なものまで処分してしまわないように、依頼者にも見ていただきます。整理する際には、残しておくもの、リサイクル、リユースできるもの、処分するものに分け、納得いただけるような整理を行います。残しておくものは大切に取り扱い、リサイクルできるものについては、日本のアニメは国内に限らず海外でも人気ですので、レアな商品や単行本が全巻綺麗に揃っているものなどは売買で高値がつくものもあり、当社では買取もおこなっております。

今回、依頼者の男性は手放しがたいものもたくさんあったようですが、最小限のものだけを残すことでスッキリした生活を取り戻すことができました。

「ゴミ屋敷」という言葉には、様々な背景があるものです。その原因を理解し、依頼者の心情に寄り添った整理を行うことが重要です。整理が終わった後は、必要であれば、今後の生活においても快適に過ごせるようなアドバイスもさせていただきますので、物があふれてお困りのことがありましたら、お気軽に「くらし相談」にご連絡ください。