先週、一戸建て住宅で遺品整理をさせていただきました。
3年ほど前にお父様が亡くなられてから空き家状態だったご実家の整理がしたいと、離れて住む息子様からのご依頼でした。
お宅は4LDKの一軒家。
家の中の家財道具の他、庭に設置されている物置の中の大工道具や園芸用品等が大量にありましたので、2日間かけて整理させていただくことになりました。
回収させていただいた家財道具は、食器棚、ダイニングセット、ソファ、ベッド、本棚、タンス、カラーボックス、下駄箱といった大型家具と、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、照明器具、ミシン等の家電、さらに、食器、調理道具、絨毯、カーテン、布団、衣類、書物といった生活雑貨一式です。
物置には、植木鉢や園芸用品、大工道具、灯油缶、古くなった自転車が入っており、それらも全て回収・処分させていただきました。
「父が亡くなってからこの家のことが気になってはいたものの、どうするのが一番いいのか、なかなか決められずにずっと放置していましたが、これで本当の意味での供養にもなったかな。」とご依頼主様。
ご実家をこの後リフォームして賃貸に出されることを決められたようです。
この地でまた新たな歴史が作られていくこと、お父様もきっと喜ばれていることでしょう。
八尾市・エステ店閉店の不用品回収
エステ店の不用品回収のご依頼をいただきました。
今回の新型コロナの影響でお店を畳む決断をされたようで、エステで使うベッド、高さ2mほどある大きな鏡、シャンデリア、収納棚、洗濯乾燥機、冷蔵庫、テーブルなど、2tトラック1台と軽トラック1台が満杯になるほどの量の回収をさせていただきました。
ご依頼主様であるエステ店のオーナー様は昨年から体調を崩されていたようで、お店をどうしようかずっと悩まれていたのだそうです。そんな中このコロナウィルスの流行。
「コロナのおかげでお店をやめる決断ができました。」
とご依頼主様がおっしゃられていました。
そうはおっしゃられていても、お顔はやはり寂しそう・・・。そんなお顔を拝見し、なんとも言えない気持ちになりました。
コロナウィルスの影響で、お店の継続が難しくなる方も今後増えてくるかもしれません。
とても心苦しいことではありますが、今回のように最後の整理のお手伝いを責任をもってさせていただきます。
家庭の不用品とは違い、店舗等の不用品は専門的な器具もあるため、どこに処分すればいいのかわからない物もあると思いますので、一度ご相談いただければ幸いです。
一番良いのは、こういった依頼が増えないことですけどね。
大東市・交通事故で突然お亡くなりになったお兄様の遺品整理
先日、3DKの団地で遺品整理を行いました。
お一人暮らしをされていた40代の男性がお亡くなりになり、弟さまからご依頼をいただきました。
お兄さまは交通事故で突然お亡くなりになったそうで、部屋は生活されていたそのままの状態でしたが、全ての品物と家財道具の処分を行うことになりました。
団地などは退去の際の取り決めが細かく、勝手に撤去や取り外しを行ってしまうと修繕費などがかかってしまうこともあります。ご依頼者様に負担をかけてしまうことのないよう、スタッフ全員でしっかりと確認を行ってから作業を開始しました。
今回は、ご依頼者様が事前にある程お部屋内の整理をされていましたので、探し物や貴重品はないとお聞きしていましたが、見落としがあってはいけませんので、分別作業をしながら現金などの貴重品がないかしっかりと捜索しながら作業を進めました。
作業中、古新聞の間からご兄弟で写られていた写真を発見しましたので、その場でお渡しさせていただきましたところ、とても喜んでいただけました。
急に家族を亡くされたりすと、なかなか気持ちの整理がつかないものです。
でも片付けないといけないことはいっぱいあるのが現状。
そんなご遺族様の気持ちに寄り添った遺品整理を今後も心がけていこうと改めて思いました。