この度、お母様が老人ホームに入居するのに生前整理をお願いしたいと息子様よりご連絡がありました。お母さまは、お父様が亡くなられてから独りで暮らされており、長年の趣味が陶芸で自宅にはお母様がお作りになった大量の陶芸品がありました。
ご自宅は4LDKのマンションでしたので、空いているお部屋の飾り棚には、たくさんの陶芸品が飾られており、それをどうしたら良いか一番お困りのようでした。
幾つかは、既にお友達やご親戚などに引き取っていただいたようで、自宅に置いてある物は、現在自分で使用している物以外は1DKの老人ホームには持って行けないため、どうすれば良いかのご相談を受けました。
後日、お見積りに伺った時に拝見しましたら、初期の作品以外はかなり上手に作られていてリユースが可能でしたので、ご自分の作品に愛着を持たれているお母様に、作品を並べて写真撮影して画像として残しておき、作品はリユースすることで他の方に喜んで使っていただくことが良いのではとアドバイスさせていただきました。
お母様は当初、非常に残念そうでしたが、老人ホームに持っていけるお荷物は限られていますので、どなたかに使っていただけるならとご理解していただけました。
作業日には大型家具や必要でない電化製品、衣類も含め、お母様が作られた陶芸品は壊れないように梱包し、老人ホームには持っていけないお荷物を全て搬出させていただきました。
ご自身が趣味で作った作品などは愛着もあり、使用していなくてもなかなか手放せないことが多いものです。そのようなものは捨てるのではなく、上手にリユースすることで日の目を浴び他の方に喜ばれもします。
生前整理が必要な時にどう片付けて良いかわからない場合は、適宜アドバイスもさせていただきますので、「くらし相談」にどうぞご連絡ください。
大阪狭山市・ご実家売却前の生前整理
先日、娘様より高齢者施設に入居していたお父様がお亡くなりになり、早急に退去しないといけないことから、遺品整理をお願いしたいとご連絡がありました。
娘様は遠方にお住まいで会社勤めをされているため、忌引きの日数の間に葬儀やその他の手続きに時間がかかり遺品整理まで手が回らないので、取りあえず高齢者施設にある荷物をご実家に持って帰り、ご実家で遺品整理の仕分けができればという内容でした。
老人ホームなどの高齢者施設では、入居者が亡くなってから一週間など短期で出ていかなければならないことが多いようです。
入居費用を払っているのだから、そこまで急がなくてもいいような気もするかもしれませんが、次に入居したいと待機している高齢者が大勢いらっしゃるので、お金さえ払っていればいつまでも遺品を置いていても構わないというわけにはいきません。
また、高齢者施設は、感染症に対する抵抗力が弱っている方たちが集団で生活する場です。
そのため、細菌などによる感染リスクを避けるため衛生管理の徹底が求められます。
老人ホームでの遺品整理は、衛生面や周囲への配慮、作業スピードなど、気をつけるべきポイントがあり、作業音や話し声などで他の入居者にストレスを与えないよう作業することが必要になってきます。
今回、娘様はお立ち会いできないということから、高齢者施設にあるお父様の私物を段ボールに全てつめてご実家に運ばせていただきました。
そして、後日ご実家のお荷物と併せて遺品整理をさせていただくことになりました。
荷物が少ないといえども、急ぎの遺品整理作業は思った以上に時間を取られてしまいます。早急な遺品整理にも可能な限り対応させていただきますので、そのような時は「くらし相談」に是非ご相談ください。
羽曳野市・引越しにともなう生前整理
先日、ご主人が定年で会社を退職されて夫婦二人暮らしになったのを機会に、今住んでいる一戸建てよりコンパクトなマンションに引っ越すための生前整理のご相談がありました。
生前整理の進め方がよくわからないので、極力作業料金をおさえるために自分たちができる事や注意点をアドバイスいただけたら有り難いとのことでしたので、お見積りにお伺いした時に色々とお伝えさせていただきました。
作業当日までに残すものと要らないものを分けていただき、粗大ごみになるもの、どうやって処分したら良いか困る物は、弊社で全て引き受けることでご契約いただきました。
特に処分に困っておられたのが、代々伝わる立派な7段飾りの雛人形や、ガラスケースに入っている数点の日本人形でした。雛人形はそれぞれ1箱1箱に入れてあり飾り棚を含めるとかなりの量で、それに加え日本人形も古くからあるもので、処分する機会がないままずっと置いてあったそうです。
当社ではただ処分するのではなく、人形をお寺に持って行きお焚き上げ供養もさせていただいております。併せて、ぬいぐるみ数点、お二人やご家族のアルバムも非常にたくさんありましたので何枚か大切な物だけを残して、残りはお寺にて供養させていただくことになりました。
あと大きい物で、使わなくなった布団、座布団類、箪笥、マッサージチェア、他にはお洋服やお着物、必要以上にある食器類、何年も箱に入ったまま置いてある内祝いなどのお品を処分するものとリユース、リサイクルできるものにわけ搬出し、作業は終了しました。
こういった機会がない限り、置き場所が少しでもあると物を片付けようと思わないことは多々あります。今回のように、ご自身で生前整理が大変な場合は「くらし相談」に、どうぞお気軽にご相談ください。