先日、「不用品が部屋いっぱいになって困っています。お見積りをお願いします。」とSOSのお電話をいただいたのは、30代の女性。看護師をなさっているそうです。
買い物依存症でお家がゴミ屋敷になってしまっているとのことでした。
現場にお伺いすると、所謂ゴミ屋敷とは違い、玄関は非常に綺麗でした。靴もきちんと収納されており、本当にゴミ屋敷?と思うほどでした。しかしリビング進むと、コンビニ弁当のゴミやペットボトルが山積みになっていました。
また、2LDKの一部屋は、通販のダンボールが山積みになっていて、扉を開けただけでも雪崩が起きそうな状態でした。
もう一つのお部屋には、通販で購入したと思われる洋服屋やかばん、収納家具、化粧品、健康器具、旅行関連の小物、健康食品、サプリメントなどが足の踏み場もないほど散乱していました。
お見積もりをし、料金にも納得いただけたので、依頼主様の休日に合わせ、作業をすることになりました。
一緒に作業をしながらお話を聞いていると、このコロナ禍でかなりのストレスを抱えられておられるようで、通販での買い物がストレス発散になっていたようです。玄関だけが綺麗だったのは、宅配業者に見られてもいいように、とのことでした。
ご依頼主様は「こんな状態になるまで放っておいて恥ずかしい」とおっしゃられていましたが、医療従事者の方の大変さを目の当たりにしたようで、こちらの方こそ申し訳ないという気持ちになりました。
作業が完了し、ご依頼主様からは「本当にありがとうございます。自分ではどうしようもありませんでした。愚痴も聞いてもらってスッキリしました」と笑顔でお礼をいただきました。
くらし相談では様々な事情からゴミ屋敷・汚部屋になった方のお片付けをお手伝いしております。なかなか相談しづらいとは思いますが、まずはお電話いただければ、誠実に対応させていただきます。
藤井寺市・学生専用マンションからの引っ越しに伴う不用品回収
毎年3月は、大学に通うために独り暮らしをしていた学生が実家に帰ったり、就職のために引っ越したりというケースが多く、学生さんが四年間使って不要になる家具や家電製品の回収が増えてきます。
今回も学生専用マンションのお部屋の不用品回収のご依頼でした。
回収した不用品は、収納家具と冷蔵庫、ベッド、パソコン用のデスク、洗濯機、自転車、不用な書籍でした。
エレベーターのないマンションの3階だったので階段での搬出作業が必要な現場でしたが、学生さん達が手伝ってくれたのでかなりスピーディーに作業をすることができました。
ご依頼主さまは、卒業後は和歌山の実家に戻って家業を継ぐのだそうです。
今回も学生さんの新しい門出を応援できてとても嬉しく思います。
不用品は、自治体の粗大ごみや家電リサイクル法を使って処分すると、1個数百円程度から処分できるため、費用はほとんどかかりません。
しかし、事前に予約をしないといけなかったり、所定の日に所定の場所に持っていく必要があったりと、手間がかかります。小さなものならそこまで大変ではないですが、冷蔵庫やベッドなど大きなものを部屋から出すのは大変です。
不用品の回収に手間をかけたくない!と希望するなら、我々のような業者にお任せください。
電話1本で不用品を取りに伺いますので、事前にごみ処理券を用意したり分別して運び出したりする手間がかかりません。
その分、学生生活最期の春休みを思いっきり遊んだり、新しい生活の準備などに時間をかけたりしていただければいいなと思います。
藤井寺市・閉店店舗の片づけ・不用品回収のご依頼でした
閉店された店舗の片付け・不用品回収のご依頼をいただき行って参りました。
飲食店だったようで、業務用冷蔵庫からテーブル、イス、食器類など、ほぼ営業していた状態のままとなっていました。古くなった厨房や壁にかかっていたメニュー表が、長年この地で営業されていたのだなぁと思わせるものでした。
市街地の店舗でしたので、不用品を置ける場所がほとんどなく、搬出口に近い場所までまとめて運び、効率よく作業できるようにし、スタッフ4名で4時間ほどで作業を終了しました。
今年は新型コロナの影響から飲食業界には逆風が吹き荒れています。自粛ムードから客足が遠のき売上が下がった事から閉店や計画倒産が各都道府県で相次いでいるようです。当社へも、今回のように閉店された店舗の片付けのご相談・ご依頼が増えており、胸が痛みます。
今回ご依頼いただきました店舗のご主人は、ご高齢でいつお店を引退しようか考えていたところにコロナがおこり、お店を閉める決意ができたとプラスに捉えられていらっしゃいましたが、続けたくても続けられないという店舗も多いと思います。
早くこの状況から脱して今までの日常が戻り、店舗閉店の片付け依頼が今より増えないことを願うばかりです。