藤井寺市・空き家になっていた実家の遺品整理



先日、15年以上空き家になっている実家を解体することになったので、遺品整理をお願いすると料金がどのくらいになるのか見積りをお願いしたいと70代男性よりご連絡がありました。

後日お伺いすると、一戸建て平屋で玄関先までのアプローチには草木が生い茂り、家の中に入るにも大変で、今まで蚊や他の害虫なども発生してご近所にご迷惑をかけていたのではと男性はご心配されているご様子でした。大屋根も少し波打った感じで建物も少し傾いており、倒壊の危険性もありました。
中に入ると、玄関から昔ながらの土間になっていて、土間から直接上がる和室が4つありました。
土間の奥は台所で、そこから一度外に出て裏庭に和式トイレがある昔の田舎の住居で、築70年以上は経過している感じでした。
今回、住居は解体してしまうので、解体と一緒に処分するものと、解体前に運び出した方が良いと思われるエアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫等の電化製品や、古いお家でしたのでアンティークの照明や家具、レトロな扇風機などリユースできるものをチェックし、遺品整理費用をなるべく抑えてお見積りさせていただきご契約となりました。

作業当日は、初めに家電類などを全て運び出し、次に布団や座布団、衣類などの布系の物を袋につめて運び出しました。アンティークな品物は壊れたり傷がつかないように梱包し、まとめてリユース品として回収しました。近年、古い長屋などを改装し、レトロなカフェや雑貨店などお店にしているところもたくさんありますので、これらの商品はそういった場所でも重宝されるようです。残りの物は解体処分時に一緒に処理することで、今回は清掃もなく作業は完了しました。 片付けている途中、書棚からモノクロの古い写真が貼られたアルバムが数冊出てきましたので、男性にお渡しし作業は全て完了しました。

古い空き家は倒壊の危険や火災の原因、害虫の発生にもなりますので、できるだけ近隣の方のご迷惑になる前に、片付け、解体を考えられ一度「くらし相談」にご相談ください。