不動産会社様からの紹介で遺品整理作業のご依頼をいただき、作業を行って参りました。
今回の現場は、お部屋でお亡くなりになられた方(孤独死)の遺品整理です。
死後約1ヶ月程度経過しており、近隣住民の方が郵便物の多さと異臭に気づき発見されたそうです。
お部屋の中は腐乱臭が漂い、ウジやハエが飛び交う中、腐敗した遺体からと思われる体液が床に付着しておりました。
作業前にお線香をあげさせていただき、感染予防のため防護服着用後、殺菌消毒作業を実施しました。
殺菌消毒後、遺品整理作業にとりかかりました。
遺品の中から、故人様が書いた物と思われる日記帳と思われる1冊のノートを発見しました。ノートには1日の出来事を細かく書いておられたため、ご遺族さまにお返しすることにしました。
他に、お写真、貴金属、100万円以上もの現金が発見されましたので、作業後ノートと一緒にご遺族様にお返しさせていただいたところ、とても喜んでいただきました。
くらし相談では、ご遺族の方に代わり心を込めて必ず満足してもらえる作業をおこなうよう、日々努力しております。
遺品整理でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
最後に、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
藤井寺市・息子さんと同居のための生前整理
高齢のご婦人からのご依頼で、生前整理の作業をおこないました。
足腰が弱り、ひとりでの生活が難しくなってきたため、息子さん家族と同居をするので、片付けを手伝ってほしいとのことでした。
現場は3DKのマンションですが、同居にあたり部屋が狭くなるので、ほとんどの荷物を処分しなければならず悩まれていらっしゃいました。
「大事な物や思い出の物は捨てたくないので、今回の片付けは息子に内緒で依頼をしたんです。」と話されていました。
作業はご依頼主さま指示のもとスタートしました。
まずは、ソファ、ダイニングセットの家具や冷蔵庫、洗濯機の家電など大型の家財道具から搬出をしていきました。
タンスやクローゼットには、たくさんの洋服や服飾品がありましたが、ほとんどを処分するとのことで、分別しながら搬出をしました。
洋裁が趣味だというご依頼主さま。洋裁用のミシン2台は新居へ持っていかれるとのことでしたが、自分で作った服は処分を決断されたようで、少し寂しそうなご様子でした。
ご依頼主さまは、息子さん家族と同居するにあたってお孫さんと一緒に暮らせることをすごく楽しみにされ、趣味の洋裁でお孫さんの服を作ってあげたいと張り切っていました。
楽しい同居生活になることを心より願っています。
大阪狭山市・住人が入院されたゴミ屋敷の片付け
つい先日、2DKのゴミ屋敷になっている部屋を片付けてきました。
住人の方が入院をされたそうで、ご家族の方からのご依頼でした。
現場は、昔ながらのアパートでした。
玄関に入るなり、食べ物の腐敗臭や排泄物、猫の糞などが入り混じった独特な悪臭が鼻を刺してきました。
部屋中には、カップラーメンの容器、発泡酒の空き缶や汚れた衣類が散乱しており、腰の高さまで積み重なっている状態でしたので、まずは部屋中のゴミを分別しながら袋へと詰めていき搬出をしていきました。またベランダにも、不要な家財道具が積み上げられていたので、それらも分別をして搬出しました。
ゴミをひと通り搬出し終えて、ようなくフローリングが見えてきたところで、清掃作業に移りました。
台所は食べ残しや洗っていない皿、コップ、鍋が山積みになっており、それらを処分し、シンクのカビ、水垢を専用洗剤で綺麗にしました。
トイレ、風呂も汚れが酷く、浴槽には真っ茶色の水が貼られている状態だったので、清掃をおこない、最後は、玄関周りを片付けて、ご依頼主さまに確認をしていただき作業を終了しました。
住人の方が退院をされて部屋に戻ってきた後、ゴミ屋敷の生活に戻らないことを心より願っています。