東大阪市・80代ご夫婦の娘様より生前整理のご依頼



今回、80代ご夫婦の娘様より、くらし相談のホームページをご覧になられて、ご実家であるご両親の生前整理のご相談がありました。お話しを伺うと、今までご両親が結婚されてから一度も引越したことがないので、50年以上の荷物が貯まっており、元気なうちに片付けないといざという時に大変ではと思われてのご相談でした。

最近、生前整理という言葉をよく耳にするようになりましたが、ご両親は自らそういうことを考えるとは思えないので娘様がご両親にご提案されたようです。
運転免許証の高齢者の自主返納でもあるように、自分はまだ大丈夫と思っていても高齢になるにつれいつ何が起きるかわからないもので、生前整理の需要は年々増加傾向にあります。
ただ、需要があるといっても老人ホーム、高齢者住宅への入居や、お子様と同居になったなど、何か節目がない限りなかなか思いつかないもので、その時には病気を患われていたり、認知症であったりと元気な時に比べ、家の中を片付けるというのもなかなか大変なことになってきます。

当初、ご両親はまだ元気なのに何故片付けをしないといけないのかわからないと拒否されていたようですが、娘様は一人っ子で両親にもし何かあった時にこれだけの荷物を片付ける自信がないので、取りあえず話しだけでも聞いてもらえないかと説得されたようです。
生前整理は、ご自身だけのためでなく万が一何かあった時に残された家族のためでもあります。
我々もご両親に生前整理の必要性のご説明をふまえて、後日お見積りに伺いました。

お伺いすると、一軒家のお家で確かにお荷物はとても多く、早いうちに生前整理をしておくとご自身もご家族もメリットが多いことをご説明させていただきました。
ご両親も「私たちに何かあったら子供はこの子一人だから、確かに元気なうちに片付けることがこの子のためでもありますね。」と納得されて生前整理されることを決められました。

生前整理は何かあった時だけでなく元気なうちにすることもおすすめします。そんな時はお気軽に「くらし相談」にご相談ください。

東大阪市・閉店した飲食店の片付け



先日、コロナ禍で閉店してしまった飲食店の片付けのご依頼がありました。

店舗を閉店して片付けるときには、一般家庭とは違う、特殊な不用品が多く出ます。
また、原状回復などの工事が必要になることも多く、やることが多くて何から手をつけて片付ければ良いかわからないという経営者の方は少なくありません。

店舗閉店の片付けでかかる費用は、主に不用品を処分する費用と、原状回復をする費用(リフォーム費用)があります。
物件は、スケルトン工事か居抜きのどちらかで返すのですが、スケルトン工事とは、内装をすべて解体し、入居時の状態に戻す工事のことで、鉄筋コンクリートの建物の場合であればコンクリート打ちっぱなしの状態にするのが一般的となります。対して居抜きとは、設備・備品などをそのままで什器は処分するというものと、設備も什器類も全てそのまま置いておくという2パターンがあります。
当然後述の費用の方が安くすみ、今回は引き続き飲食店として貸し出されるようで、什器類とその他調理道具や食器類、調味料などの処分をしてほしいということでした。

厨房機器類は状態が良くあまり年数のたっていないものは買い取りの対象になるものもあり、これらはお見積りから差し引かせていただきました。食器類やカトラリーについては、欠けているもの汚れがひどいもの以外は全てリユース品となり、開封してある調味類、その他のものは処分することとなりました。
テーブルや椅子は状態が良いのでそのまま残すことになっておりましたので、片付けないといけないものを全て搬出し、その後、キッチンはハウスクリーニングをして4時間ほどで作業は終了しました。

ご依頼主の男性は、「コロナ禍になっていなかったら、お店も閉めなくてよかったのにと思うと悔しいですが、誰も責めることができないので仕方ないですね。居抜きで退去させていただけて費用が少しでも抑えられてよかったです。今後の職は変わりますが、心機一転頑張っていきたいと思います。有難うございました。」と仰っていました。
飲食店に限らず、コロナ禍で大変な思いをされている方はたくさんいらっしゃることと思います。
店舗閉店などの退去でお困りの方は、一度「くらし相談」にご相談ください。

大阪狭山市・約70年お住まいの家の生前整理と遺品整理



今回は、約70年お住まいの家の生前整理と遺品整理のご依頼がありました。
木造一軒家の昔ながらの古いたたずまいのご自宅で、途中でリフォームされたようですが、古いながらも綺麗に手入れをしてある立派なご自宅でした。

子供たちが全員自立し、ご主人様も定年されて奥様とお二人で暮らされており、そろそろ身の回りの片付けをと思ってのご連絡でした。コロナ禍で自宅にいる時間が多くなり、少しずつ必要でないものを片付けてきたらしいのですが、もともとご主人様の亡くなられたご両親がお住まいだったので、ご両親の荷物もあわせるとかなりのボリュームがあり、片付けにお疲れのご様子でした。

ご主人様にお話しを伺うと「捨てるにもゴミの分別が昔に比べて厳しいし、捨てるにはもったいないんじゃないかと思ったり、新品でも使わない物はどうしようとか、捨てる以外に考えることも多くてなかなか作業がはかどらなくて困ってね…」と話されていました。
「全部捨てるもの」となると片付けも早いですが、日々積み重なった荷物の片付けはそうはいかないことの方が多いです。特に高齢になると、若者よりも物への執着心も強く体力や精神的にも負担が大きくなります。
拝見させていただくと、ご両親のお荷物の中には壺や飾るような大皿、版画など、素人では価値のわからないものがたくさんありましたので、買取査定させていただくことになり、買取りできないものでも綺麗なものは、リサイクルやリユースができるものが多くありました。
ご夫婦のお荷物も衣類やバッグ、書籍、新品の引き出物、内祝いの品などが多く、買取りと、リユース、リサイクルにわけ、それ以外の物は処分させていただくことで、作業当日には大量にあったお荷物は5時間ほどですっかり片付きました。

今回のように、我々のような第三者が介入することによって、片付けがスムーズにいくことが多く、依頼して良かったという嬉しい声もいただきます。生前整理、遺品整理でお困りの時は、親身になってお話しをお伺いしますので、一度「くらし相談」にご連絡ください。