先日、亡くなった叔父様から相続したマンションの遺品整理をお願いしたいとホームページをご覧になられた男性よりお電話をいただきました。
お見積りにお伺いすると、叔父様は文筆家だったそうで2LDKのお部屋は大きな本棚が3台あり、棚いっぱいに書籍や書類が並べられていました。書斎として使っていたお部屋の机にも、万年筆、鉛筆などの筆記用具から原稿用紙やメモ帳などがそのままの状態で置いてあり、文筆家らしさが残っていました。使われていた万年筆の中には高価な物もありましたが、もう使われないということで買取させていただくことになりました。
叔父様は長年1人で住まわれていたようですが、几帳面だった方のようで他のお部屋はさほど散らかることもなく綺麗に整理されていました。ただ、書籍類がとても多くその片付けが大変でできないと思い今回ご連絡にいたったようです。
作業当日は、膨大な量の書籍と書類の片付けから始めました。引越しや片付け作業が慣れていない方が書籍類を段ボール箱に詰めるときによくありがちなのが、大きな段ボール箱いっぱいに詰めてしまい重くて運べなくなることです。またガムテープの貼り方にもコツがあり、底が抜けないようにテープを貼らなければなりません。我々はプロですので、どれくらいの大きさの段ボールにどれくらいの書籍の量を詰めて運べるか、また書籍の詰め方などを周知していますので、次から次へと段ボール箱を組み立てては詰めて運び出す作業を繰り返し全部で30箱ほどの量になりました。
そのあと本棚や他の家具類、布団、衣類、電化製品などを全て搬出し、清掃をして作業完了となりました。
男性からは「さすがにこの量の本を自分で片付けるのはできないと思ったので、プロにお頼みして良かったです。」と言っていただけました。
遺品整理は費用がかかるから自分でしようと思っていても、大変なことの方が多いのが現実です。
見積りをしたら断わりにくいからと思わなくても大丈夫ですので、そんな時は「くらし相談」にお気軽にご相談ください。
富田林市・賃貸マンションへの引越しにともなう生前整理
今回は、男性より子供たちがそれぞれ家庭を持ち、孫も成人して実家を訪れる機会も減ったので、戸建てを売却して2LDK賃貸マンションに夫婦2人で引っ越すための生前整理のお電話がありました。
お住まいは、庭付きの4LDKの戸建てで高齢になって庭の手入れも大変になったことと、昔の住居なのでトイレやお風呂などに段差もあり、奥様が膝を悪くされてから階段の上り下りが大変になったので、ご子息家族もあまり来なくなったこの機会に賃貸マンションに引っ越されることを決められたそうです。
お伺いした時には、生前整理とともにご子息が置いている荷物ももう必要のないものなので、一緒に処分してほしいというご希望で、それも含めてお見積りさせていただくことになりました。中には頂き物で使っていないブランドの食器や焼き物の器などもあり、それらは買取できるものもありましたのでお見積額から差し引かせていただきました。また整理したあとに賃貸マンションへの引越し作業もお願いしたいということでしたので、引越しの料金を追加でお見積額に入れ金額に納得いただきご契約となりました。
作業当日、引越し先に持って行くものは印をつけていただいておりましたので、それらはそのままにして、不要なものをリサイクル品や処分品として搬出しました。
衣類は引越し先のクローゼットに収納できるので、3棹のタンスのうち2棹は処分となりました。
息子様の荷物はほとんどのものが衣類で、あとは学生時代の卒業アルバムや写真がでてきましたので、それはお渡しさせていただきました。不用品を全て搬出したあと、引越し先に持っていく荷物をトラックに乗せ引越し先まで運ばせていただきました。
今回、生前整理と引越し作業を同時にしましたが、「くらし相談」ではこのように様々なご要望も承っておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください。
東大阪市・蔵にあるご両親の荷物の遺品整理
先日、息子様よりご両親の遺品整理のご連絡がありました。
ご両親は息子様ご家族と同居されていたのですが、お父様が4年前に、お母様が1年前に亡くなられてお母様の一周忌を終えたのを区切りに遺品整理をされたいという内容でした。
お見積りにお伺いすると、ご両親の遺品は全て蔵に運んであり、今回蔵の中の物を全て整理して解体し駐車場にされるご予定でした。中を拝見するとご両親が使われていた座卓に座椅子、昭和時代によく使われていたブリキの衣装ケース、今では懐かしい3段の引き出しになった3色カラーのスチール製衣装ケース、洋服の入ったタンス2棹、陶器の火鉢、ご両親の部屋に飾ってあった絵画などが置いてありました。
昔の衣装ケースは、ブリキやスチールで作られていたため個人で処分するとなると大型ゴミに出さなければならないのでやっかいな物の一つです。
今回は、中に衣類が入った衣装ケースが全部で15個ほどあり衣類とともに全てリユースか処分するということでお見積りさせていただき、見積の金額にご納得いただけご契約となりました。
作業当日は、初めに一番量の多い衣類を全てだし、残すものがないか息子様にご確認いただいたあと、リユースできるものと処分するものに分け、空になったブリキとスチール製の衣装ケースとタンス2棹は、座卓や座椅子、絵画などとともに搬出しました。陶器の火鉢は昔ご両親が使われていたものらしく、中には灰が入ったままでしたので中身を出し、骨董品としてリユースできるものでしたので割れないように搬出し作業は完了しました。
今回は、蔵の中だけの遺品整理でしたので、費用もおさえられて2時間半ほどで作業が終わりました。「くらし相談」では特定の場所だけでも遺品整理をいたしますので、いつでもお気軽にご相談ください。