東大阪市・老人ホームに入居される前の生前生理



先日、70代の女性の娘様よりお母様の生前整理のご依頼がありました。
お母様は子供たちがまだ小さい頃にご主人様を亡くし、その子供たちも独立されてから今まで独り暮らしをされていたのだそうですが、最近体調が思わしくなくて病院通いが増え、このまま独り暮らしを続けることに不安を覚えてきたので、この度老人ホームに移られることを決められたそうです。

今のお住まいは4LDK一戸建てで、入居される老人ホームの施設が1DKですので、ほとんどの家財道具を処分することになります。娘様がお二人いらっしゃいましたが、どちらも遠方にお住まいで共働きをされており、なかなか片付けを手伝いに来ることができないとのことで、「母が老人ホームに入居するのに持っていけるものと処分しなければならない物の整理を手伝ってほしい」とくらし相談に依頼をいただきました。

一戸建てのお住いはそのまま売却されるご予定でしたので、建物に傷が付かないように養生処理をし、老人ホームに持っていかれる、家具・家電・衣類・お布団・身の回りの物など、梱包から家具の移動までさせていただき、その後、片付けなければいけない物をリユース、リサイクル、処分品にわけて整理、搬出し最後に清掃して作業は完了しました。

くらし相談には、ケアマネージャーや福祉の有資格者が在籍しておりますので、介護サービスへの相談や、要介護認定を受けるための書類作成に関するご相談などもお受けすることが可能です。
また、介護施設への入居が決まった場合に必要となってくる生前整理も、在籍のケアマネージャーが適宜アドバイスいたしますので、安心してサービスをご利用いただけます。

老人ホームなどの施設入居に伴う生前整理は、「くらし相談」へお気軽にご相談ください。

東大阪市・ご実家の遺品整理のご依頼



今回は、3LDK分譲マンションの遺品整理の作業をおこなって参りました。
ご依頼いただいたのは愛知県にお住まいの50代の男性でした。独り暮らしのお母様が昨年末に亡くなられたのですが、ご依頼主様が愛知県でのお仕事がご多忙なため、ご実家は亡くなられた当時のままになっているとのことでした。
ちょうど一周忌を迎える年末年始でご依頼主様が帰省される時にあわせお見積もりをさせていただき、鍵を預かって遺品整理作業は後日我々にお任せしていただくことになりました。

お母様は、3年前にお父様を亡くしてから独り暮らしをされていたそうです。お母様は歳もとってあまり片付けが得意でなかったようで、お父様の遺品もほぼそのままの状態で、お部屋の中はものであふれている状態でした。

貴重品類については既に整理してあり、お部屋の中にあるものは、お見積もりの時にご依頼主様と処分するもの、残すものの打ち合わせをおこなっておりましたので、その内容を間違えないように徹底して作業にとりかかりました。

住居は、遺品整理後に貸家か売却されるご予定でしたので、台所、リビング、各お部屋の片付けからはじめ、お風呂、トイレなどの水廻りも綺麗にクリーニングさせていただき、8時間あまりで全ての荷物を分別、搬出いたしました。

作業終了後、綺麗になったお部屋の状態を写真で撮影しご依頼主様に確認していただきました。
遺品の中から亡くなられたお父様のものと思われる腕時計と、お母様のものと思われる貴金属が出てきましたので、鍵と一緒にご依頼主様へお届けさせていただきました。

今回のように、遠方にお住まいで遺品整理にお立会いができない場合は、鍵をお預かりしての作業もさせていただきます。 遺品整理で何かお困りのことがございましたら、「くらし相談」にお気軽にご相談ください。

長引くコロナ禍での孤独死の特殊清掃



近年のコロナ禍で、誰にもみとられないまま自宅などで亡くなり、長期間気付かれない孤独死が深刻化しています。「周りに感染させたくない」という気遣いから近所づきあいや親族を遠ざけ、孤独死に至ってしまったケースも目立つといわれています。我々も近年は、コロナ以前の孤独死での特殊清掃とは違った特質があることを実感しています。

以前の孤独死は、身寄りや近所付き合いがない人が多数を占めていましたが、最近はコロナ禍で周りに迷惑をかけたくないという思いが孤独死を招いているようです。
孤独死の増加とコロナ禍の関係性の明確なデータは存在しませんが、コロナ以前より間違いなく増加傾向にあります。
実際、孤独死や自死のあった特殊物件の住宅の取り扱い件数は2倍以上に急増している地域もあるそうです。
2020年に東京23区内で行った検視になりますが、65歳以上の独り暮らしで自宅で亡くなった人は前年比より7.7%増で過去最多になったようです。
当社でも孤独死があった家の特殊清掃は増加しており、以前は死亡推定から数日というケースが多かったのですが、コロナ禍後は長いもので1ヵ月以上とみられる物件も見受けられるようになってきました。
高齢者の孤独死の特徴の一つには、部屋中に物が散らかったままでベッドの上なども衣類で埋めつくされ、いたるところが物であふれているという状態があります。

また、コロナ禍での一斉休業の影響で、会社の社員寮やマンガ喫茶などこれまでなら考えられなかった場所でも孤独死が出ており、離職者や精神的なものでの自宅での自死も目立ってきているようです。

そのような特殊清掃には、お部屋の原状回復にいたるまでの、経験、知識、技術が特に必要ですので、原状回復を急がれる場合は、実績も多く、経験や知識が豊富な「くらし相談」へご相談ください。