先日、お母様の老人ホーム入居前の生前生理についてお問い合わせがありました。
お電話をいただいたのは息子様で、2年ほど前からお母様が難病を患われていて日に日に病状が悪くなり、今は車椅子生活を送られていました。
今まではご両親お二人で住まわれていたのですが、息子様のご家族は遠方に住まわれていることからお母様の身の回りのお世話はお父様にほぼ任せきりだったそうです。
お父様も高齢で、奥様を段々とお世話するのが大変になってこられたようで、最近は週に3回ほどデイサービスでお風呂なども入れてもらっているご様子でしたが、それでもトイレなどの身の回りのお世話が大変で、奥様はこの度老人ホームへご入居されることになったそうです。
生前整理の費用について、当初お父様はご心配されていたようですが、無料お見積りですし契約を無理強いなどしないことをお伝えしましたら、とりあえずお見積りをお願いしたいということで、後日お住まいのアパートにお伺いしました。お住まいは、奥様の病状が悪くなる前にバリアフリーの小さめのアパートにお引越しされていたので、比較的お荷物も少なく身の回りの物も整理整頓されておりました。費用を抑えるために作業日までにお父様と息子様ができる範囲の片付けができるよう作業チェックリストを作っていただき、それに沿ってある程度お片付けいただくことで、考えられていた金額まで費用を抑えることができご契約となりました。
お父様と息子様に事前に作業をしていただいていたので、作業当日はお母様の生前整理はスムーズにおこなえました。同時にお父様の生前整理も可能な範囲でしていただいたようです。生前整理を早めにしたからといってデメリットはありません。
万が一ご自身に不幸があった場合、生前整理をしておくと残されたご遺族様による遺品整理の時間を減らすことができ、負担を軽くできるからです。
生前整理のご費用について不安な方は、ご相談はもちろん無料見積りも行っておりますので、お気軽に「くらし相談」にご相談ください。
東大阪市・80代ご夫婦の娘様より生前整理のご依頼
今回、80代ご夫婦の娘様より、くらし相談のホームページをご覧になられて、ご実家であるご両親の生前整理のご相談がありました。お話しを伺うと、今までご両親が結婚されてから一度も引越したことがないので、50年以上の荷物が貯まっており、元気なうちに片付けないといざという時に大変ではと思われてのご相談でした。
最近、生前整理という言葉をよく耳にするようになりましたが、ご両親は自らそういうことを考えるとは思えないので娘様がご両親にご提案されたようです。
運転免許証の高齢者の自主返納でもあるように、自分はまだ大丈夫と思っていても高齢になるにつれいつ何が起きるかわからないもので、生前整理の需要は年々増加傾向にあります。
ただ、需要があるといっても老人ホーム、高齢者住宅への入居や、お子様と同居になったなど、何か節目がない限りなかなか思いつかないもので、その時には病気を患われていたり、認知症であったりと元気な時に比べ、家の中を片付けるというのもなかなか大変なことになってきます。
当初、ご両親はまだ元気なのに何故片付けをしないといけないのかわからないと拒否されていたようですが、娘様は一人っ子で両親にもし何かあった時にこれだけの荷物を片付ける自信がないので、取りあえず話しだけでも聞いてもらえないかと説得されたようです。
生前整理は、ご自身だけのためでなく万が一何かあった時に残された家族のためでもあります。
我々もご両親に生前整理の必要性のご説明をふまえて、後日お見積りに伺いました。
お伺いすると、一軒家のお家で確かにお荷物はとても多く、早いうちに生前整理をしておくとご自身もご家族もメリットが多いことをご説明させていただきました。
ご両親も「私たちに何かあったら子供はこの子一人だから、確かに元気なうちに片付けることがこの子のためでもありますね。」と納得されて生前整理されることを決められました。
生前整理は何かあった時だけでなく元気なうちにすることもおすすめします。そんな時はお気軽に「くらし相談」にご相談ください。
大阪狭山市・約70年お住まいの家の生前整理と遺品整理
今回は、約70年お住まいの家の生前整理と遺品整理のご依頼がありました。
木造一軒家の昔ながらの古いたたずまいのご自宅で、途中でリフォームされたようですが、古いながらも綺麗に手入れをしてある立派なご自宅でした。
子供たちが全員自立し、ご主人様も定年されて奥様とお二人で暮らされており、そろそろ身の回りの片付けをと思ってのご連絡でした。コロナ禍で自宅にいる時間が多くなり、少しずつ必要でないものを片付けてきたらしいのですが、もともとご主人様の亡くなられたご両親がお住まいだったので、ご両親の荷物もあわせるとかなりのボリュームがあり、片付けにお疲れのご様子でした。
ご主人様にお話しを伺うと「捨てるにもゴミの分別が昔に比べて厳しいし、捨てるにはもったいないんじゃないかと思ったり、新品でも使わない物はどうしようとか、捨てる以外に考えることも多くてなかなか作業がはかどらなくて困ってね…」と話されていました。
「全部捨てるもの」となると片付けも早いですが、日々積み重なった荷物の片付けはそうはいかないことの方が多いです。特に高齢になると、若者よりも物への執着心も強く体力や精神的にも負担が大きくなります。
拝見させていただくと、ご両親のお荷物の中には壺や飾るような大皿、版画など、素人では価値のわからないものがたくさんありましたので、買取査定させていただくことになり、買取りできないものでも綺麗なものは、リサイクルやリユースができるものが多くありました。
ご夫婦のお荷物も衣類やバッグ、書籍、新品の引き出物、内祝いの品などが多く、買取りと、リユース、リサイクルにわけ、それ以外の物は処分させていただくことで、作業当日には大量にあったお荷物は5時間ほどですっかり片付きました。
今回のように、我々のような第三者が介入することによって、片付けがスムーズにいくことが多く、依頼して良かったという嬉しい声もいただきます。生前整理、遺品整理でお困りの時は、親身になってお話しをお伺いしますので、一度「くらし相談」にご連絡ください。