今回は、今までご夫婦で暮らされていた奥様がご病気を患い、今まではデイサービスを利用しながらご主人が介護されていたのですが、ご主人も高齢で奥様の介護も大変になってきたので医療療養型病院に入居されることが決まり、ご主人が独り暮らしになるので娘様ご夫婦と同居されるための引越し前の生前整理のご相談でした。
お家に伺うと、奥様の体調が悪くなった5年ほど前に戸建ての家を引き払い、バリアフリーの2LDLの今のアパートに引っ越されてこられ、その時にお荷物もかなり処分されたようでした。
ただ自由に体が動かせない奥様に代わり、家事全般と奥様の介護をしてきたのでお部屋の方は散らかっており娘様宅への引越しの片付けがなかなかできないくらいかなりお疲れのご様子でした。
奥様が医療療養型病院に入居されたあと、できるだけ早くご主人の引越しをして住居を返却したいとのご要望でしたので、入居された2日後に作業にとりかかれるように手配させていただきました。
作業当日、家具や家電、衣類、その他生活用品のお荷物を必要なものと不要な物に分け一つずつ運び出しました。娘様の家ではお荷物が1部屋に収まるようにしないといけないため、お荷物はコンパクトにまとめさせていただきました。
作業終了後、ご主人様からは「家事と介護の生活で疲れていたうえに歳も取っているし、片付けをどうしようかと思っていたので助かりました。娘もはじめは手伝ってくれてたんですが、大きなものとなると片付けるにもなかなか難しくて。手際よく片付けていただいてプロの業者に依頼して良かったです。」と仰ってくださいました。
近年は老々介護も増えてきて、高齢のご自身たちではなかなか生前整理の片付けが難しくなってきています。そのような場合は「くらし相談」へお気軽にご連絡ください。