和泉市・定年退職をきっかけに生前整理のご依頼



今回、お伺いさせていただいたお宅は賃貸マンションにお住まいの独身の男性で、定年退職になったのをきっかけに、生前整理のご相談をいただきました。

ご依頼主様は3LDKのマンションにお住まいで、ビジネススーツや、ネクタイ、ワイシャツ、ビジネスバッグなど仕事で使用していたものと、長年ミニカーのコレクターでいらしたようで、それらの大量のミニカーも可能であれば買取りか引取っていただきたいいう内容でした。
定年をきっかけにできるだけ荷物を整理し、独身なので自分の死後に、兄弟や親戚にできるだけ迷惑をかけたくないという思いからのご相談でした。

ビジネスで使われていた衣類やバッグなどは、ほとんどのものがリユースでき、ミニカーについてはかなりのコレクターで中には買い取り額が高いものもあり、買取りとリユース品にわけさせていただきました。
一番時間がかかったのはミニカーの整理で、あとは、男性の一人住まいのためお荷物も少なく特に時間がかかるものもありませんでしたので、もらいものなどの必要でない商品をリユースすることを含め作業は3時間ほどで完了しました。

ご依頼主様のように、まだ元気なうちに生前整理を行うことはなかなかできることではありません。しかし、高齢者が増え子供の少ない今の時代は、自分が亡くなったあとに片付けをされる方のことを考えた方が良いのではないでしょうか。 特に高齢者は今の若者と違って、高度成長期の物があふれる時代にたくさんの物を買い込んだりもらったりすることが多かった傾向にあります。
それゆえに、生前整理をすることによって住みやすい環境を作ることができ、場合によっては心機一転して新しいスタートを切れることもあります。

ご自身が亡くなったあと、ご親族は様々な手続きを行わなければなりません。
それに加え、遺品整理を行うと多くの時間が必要となり、ご親族に更に負担がかかります。
元気なうちに、生前整理をされることは今の時代には大切なことと、我々「くらし相談」は考えます。