昨年末ですが、自殺現場の特殊清掃のご依頼がありました。
ご主人様が首を吊って自殺をしたとのことで、奥様からご連絡いただきました。
奥様のご要望は、
・身内で遺品整理をしたいため、特殊清掃と部屋に入れる状態までの脱臭をしてほしい。
・近隣の方にわからないようにして欲しい。
という内容でした。
クローゼットでヒモをかけて自死されたようで、床には腐敗液が垂れた状態でした。
しっかりと体液を拭き取り、カーペットタイプの床もはがしまし、体液がしみ込んでいる木材の上にコーティング剤を流布させて頂きました。
本来であれば特殊清掃現場は、死臭が家財や部屋全体に染み付いてしまうため、死臭の付着した家財などを部屋からすべて運び出す必要があります。
しかし、今回のようにご遺族様で遺品整理をしたいというご要望もございますので、くらし相談では臨機応変に対応させていただいております。
今回のように、不幸にも自殺でお亡くなりになったお部屋の片付けは、言葉では言い表せないほど悲しい気持ちに襲われます。
でも、一番つらいのはご遺族様。
ご遺族さまの立場と心情を尊重しながらの作業を心がけております。
新型コロナウイルスの感染拡大で、また緊急事態宣言が発出されました。
今回のような悲しいご依頼が増えないことを切に願います。
大東市・年末の大掃除で出た不用品の回収
年末は大掃除の季節ということで、家の片付けで出た不要品の回収依頼をたくさんいただきます。
「家の片付けを進めていたら不用品が想像以上に出たので、回収お願いします。」といった具合で。
年末最後にいただいたご依頼も、不用品回収でした。
大掃除&断捨離の一環としての不用品処分でしたので、使わない食器や調理器具、衣類、本、棚、家電など、細かいものをたくさん回収しました。
1つ1つは小さいのに、最終的にはトラックの荷台いっぱいになった不用品を見たご依頼主さま。
とても清々しい表情を浮かべていらしたのが印象的でした。
きっと、すっきりと片付いたお部屋で気持ちよく新年を迎えられたことでしょう。
そのお手伝いをさせていただけたことを嬉しく思います。
例年、年末年始は大掃除にまつわる不用品回収のご依頼が増える傾向にあります。
自宅の片付けはもちろん、「帰省したタイミングで、実家を片付けたい」という方からのご相談もよくいただきます。
限られた時間で片付けを進めるためには、われわれプロを活用していただくととても効率的だと思います。
くらし相談は、不用品の処分や遺品整理、生前整理の実績が多数あり、丁寧な仕事がお客様に評価されています。
不用品の回収や遺品整理でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
藤井寺市・閉店店舗の片づけ・不用品回収のご依頼でした
閉店された店舗の片付け・不用品回収のご依頼をいただき行って参りました。
飲食店だったようで、業務用冷蔵庫からテーブル、イス、食器類など、ほぼ営業していた状態のままとなっていました。古くなった厨房や壁にかかっていたメニュー表が、長年この地で営業されていたのだなぁと思わせるものでした。
市街地の店舗でしたので、不用品を置ける場所がほとんどなく、搬出口に近い場所までまとめて運び、効率よく作業できるようにし、スタッフ4名で4時間ほどで作業を終了しました。
今年は新型コロナの影響から飲食業界には逆風が吹き荒れています。自粛ムードから客足が遠のき売上が下がった事から閉店や計画倒産が各都道府県で相次いでいるようです。当社へも、今回のように閉店された店舗の片付けのご相談・ご依頼が増えており、胸が痛みます。
今回ご依頼いただきました店舗のご主人は、ご高齢でいつお店を引退しようか考えていたところにコロナがおこり、お店を閉める決意ができたとプラスに捉えられていらっしゃいましたが、続けたくても続けられないという店舗も多いと思います。
早くこの状況から脱して今までの日常が戻り、店舗閉店の片付け依頼が今より増えないことを願うばかりです。