ゴミ屋敷のお片付けのポイント【飲食に関わるゴミ編】



今月は、ゴミ屋敷となった家の中を片付けるポイントを三回にわけて紹介していきます。

第一回目となる今回は、男性の一人暮らしに圧倒的に多い重さの軽い飲食後のゴミの片付け方です。
これは、自炊をされた形跡がほとんどない方が、宅配やスーパー、コンビニ弁当などで食事をし、食べたあとの空容器、空のペットボトルや空き缶、紙パックが山積みになっているゴミのことです。
お仕事でお忙しかったり、生活が不規則だったり、何らかの事情でゴミ出しができなくなったことが山積みになった原因と思われます。

これらはゴミの量にもよりますが、捨てるか取っておくかを悩む必要がなく、分別が簡単で比較的短時間で片付けることができます。
ポイントとして、空容器やレジ袋などに、大切なものが混ざっていないかをチェックしながらひたすらゴミをゴミ袋に詰めていきます。そして、床が見えてきたらあともう一息と片付けの達成感も生まれてくるかと思います。そして、片付けが終わった次は、大量のゴミ袋をどう処分するかという問題がでてきます。

ゴミの日に全てを一度に出すことは難しいですし、何度かに分けて出すのも大変ですので、このような場合は、自治体のごみ処理施設に直接持ち込むと良いでしょう。ゴミを運ぶ車がないなど自己搬入ができない場合は、各自治体の窓口に相談してみるのも良いと思います。
自治体のごみ処理施設に直接持ち込めば10キロ数百円ぐらいで処理してもらえます。ごみ処理施設によって処理できる(引き取ってもらえる)ゴミの種類、料金などが異なりますので、必ず事前に自治体の担当窓口やゴミ処理施設に連絡して確認しておく必要があります。

以上、「飲食に関わるゴミ編」でしたが、中にはそれさえも億劫で片付けられないこともあるかと思いますので、そのような時は悩まずに「くらし相談」にご相談下さい。