先日、ゴミ屋敷清掃の作業をおこないました。
ご依頼主様は、家主の息子さま。
お正月、数年ぶりに帰省した時の変わり果てた実家の状況に愕然とされ、今回のご依頼に至りました。
ご実家には、80代のお父様がお一人でお住まいです。お母様が10年前に他界されてからお独り暮らしをされているそうなのですが、男性のお独り暮らしということで、お掃除やお片づけが苦手でなかなかできない上に、数年前から膝痛や腰痛がひどくなり、ゴミを出すことも億劫で、部屋中にゴミが溜まった状態で放置するようになったのだそうです。
息子様は、帰省のたびに片付けを手伝っていたそうなのですが、今回は異常だということで、病院に行かれたところ、認知症の疑いがあるとの診断だったそうです。
「ゴミ屋敷化」にはさまざまな要因がありますが、認知症もそのひとつと考えられています。認知機能の低下によって、ゴミの分別や部屋の片付けが難しくなるのが原因のようです。
今回の作業は、今後の生活が快適になるよう、部屋全体の片付けと整理、清掃をし、部屋全体のオゾン脱臭、専用機器で消臭除菌をおこないました。
作業終了後、「これで綺麗な部屋で快適に過ごせます。」と息子様にもお父様にも大変喜んで頂きました。
ゴミの中で毎日過ごしていれば当然健康状態も悪化するでしょうし、火災や孤独死といった思わぬ事件・事故のリスクも高まります。
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