先日、息子様よりご両親の遺品整理のご連絡がありました。
ご両親は息子様ご家族と同居されていたのですが、お父様が4年前に、お母様が1年前に亡くなられてお母様の一周忌を終えたのを区切りに遺品整理をされたいという内容でした。
お見積りにお伺いすると、ご両親の遺品は全て蔵に運んであり、今回蔵の中の物を全て整理して解体し駐車場にされるご予定でした。中を拝見するとご両親が使われていた座卓に座椅子、昭和時代によく使われていたブリキの衣装ケース、今では懐かしい3段の引き出しになった3色カラーのスチール製衣装ケース、洋服の入ったタンス2棹、陶器の火鉢、ご両親の部屋に飾ってあった絵画などが置いてありました。
昔の衣装ケースは、ブリキやスチールで作られていたため個人で処分するとなると大型ゴミに出さなければならないのでやっかいな物の一つです。
今回は、中に衣類が入った衣装ケースが全部で15個ほどあり衣類とともに全てリユースか処分するということでお見積りさせていただき、見積の金額にご納得いただけご契約となりました。
作業当日は、初めに一番量の多い衣類を全てだし、残すものがないか息子様にご確認いただいたあと、リユースできるものと処分するものに分け、空になったブリキとスチール製の衣装ケースとタンス2棹は、座卓や座椅子、絵画などとともに搬出しました。陶器の火鉢は昔ご両親が使われていたものらしく、中には灰が入ったままでしたので中身を出し、骨董品としてリユースできるものでしたので割れないように搬出し作業は完了しました。
今回は、蔵の中だけの遺品整理でしたので、費用もおさえられて2時間半ほどで作業が終わりました。「くらし相談」では特定の場所だけでも遺品整理をいたしますので、いつでもお気軽にご相談ください。