先日、遺品整理のご依頼をいただき、作業に行って参りました。
半年前にお母様が亡くなり、先月、後を追うように介護生活を送られていたお父様がお亡くなり、お見送りをされたのだそうです。
ご両親のお住まいだったご実家をどうするのか家族会議をした結果、売却することになったとのこと。
そうなると、2階建一軒家を空っぽにする必要があります。途中までご自身で整理をしていたそうなのですが、その量の多さにとてもムリだということで、不動産屋さんを通じて当社にご依頼がありました。
ご実家からは、お母様の描いた絵画、着物、お父様の趣味だったカメラや撮られた写真の数々、たくさんの洋服や食器、そして家系図も出てきました。倉庫には年代物のカメラが多数と蓄音機なども保管されていました。それらを分別し、買取できる物は買取りを行い、撤去作業をさせていただきました。
作業終了後、「私達家族だけでは、ここまでするのにかなりの時間がかかったと思います。両親の思い出の品も見つけていただき、本当に依頼してよかったです」と言っていただけました。
大切なご両親のお家の整理をお手伝いができ、我々も嬉しく思います。
今後売却されるとのことですので、またここで新たな息吹が注がれることを楽しみにしている、空っぽの家を見てそんな気がしました。