羽曳野市・引越しにともなう生前整理



先日、ご主人が定年で会社を退職されて夫婦二人暮らしになったのを機会に、今住んでいる一戸建てよりコンパクトなマンションに引っ越すための生前整理のご相談がありました。
生前整理の進め方がよくわからないので、極力作業料金をおさえるために自分たちができる事や注意点をアドバイスいただけたら有り難いとのことでしたので、お見積りにお伺いした時に色々とお伝えさせていただきました。
作業当日までに残すものと要らないものを分けていただき、粗大ごみになるもの、どうやって処分したら良いか困る物は、弊社で全て引き受けることでご契約いただきました。

特に処分に困っておられたのが、代々伝わる立派な7段飾りの雛人形や、ガラスケースに入っている数点の日本人形でした。雛人形はそれぞれ1箱1箱に入れてあり飾り棚を含めるとかなりの量で、それに加え日本人形も古くからあるもので、処分する機会がないままずっと置いてあったそうです。
当社ではただ処分するのではなく、人形をお寺に持って行きお焚き上げ供養もさせていただいております。併せて、ぬいぐるみ数点、お二人やご家族のアルバムも非常にたくさんありましたので何枚か大切な物だけを残して、残りはお寺にて供養させていただくことになりました。

あと大きい物で、使わなくなった布団、座布団類、箪笥、マッサージチェア、他にはお洋服やお着物、必要以上にある食器類、何年も箱に入ったまま置いてある内祝いなどのお品を処分するものとリユース、リサイクルできるものにわけ搬出し、作業は終了しました。
こういった機会がない限り、置き場所が少しでもあると物を片付けようと思わないことは多々あります。今回のように、ご自身で生前整理が大変な場合は「くらし相談」に、どうぞお気軽にご相談ください。

羽曳野市・アニメグッズで自宅がゴミ屋敷に



今回は、40代男性より、一人暮らしを始めてから好きなアニメ本やアニメのフィギュア、衣類、雑貨などのアニメグッズを集めすぎてゴミ屋敷となった部屋を片付けてほしいとご連絡がありました。

「ゴミ屋敷」という言葉を聞くと、多くの方が不潔なイメージを持つかもしれません。しかし、ゴミ屋敷の中には、単に食事のあとのゴミなどを捨てず汚部屋になる以外に、収集癖の心の病の場合もあります。今回は、その男性のお宅にお伺いし、アニメ商品やフィギュアなどの整理を行いました。

これらの片付けには収集してきた心情を理解することも大切です。依頼者が愛着を持っている物がないか、整理をする前に、どのような品物にどのような思い入れがあるのかを伺う必要があります。

整理を始める前には、当社ではプライバシーの確保を徹底して行います。また、作業中は大切なものまで処分してしまわないように、依頼者にも見ていただきます。整理する際には、残しておくもの、リサイクル、リユースできるもの、処分するものに分け、納得いただけるような整理を行います。残しておくものは大切に取り扱い、リサイクルできるものについては、日本のアニメは国内に限らず海外でも人気ですので、レアな商品や単行本が全巻綺麗に揃っているものなどは売買で高値がつくものもあり、当社では買取もおこなっております。

今回、依頼者の男性は手放しがたいものもたくさんあったようですが、最小限のものだけを残すことでスッキリした生活を取り戻すことができました。

「ゴミ屋敷」という言葉には、様々な背景があるものです。その原因を理解し、依頼者の心情に寄り添った整理を行うことが重要です。整理が終わった後は、必要であれば、今後の生活においても快適に過ごせるようなアドバイスもさせていただきますので、物があふれてお困りのことがありましたら、お気軽に「くらし相談」にご連絡ください。

羽曳野市・ご実家売却前の生前整理



今回は、今までご夫婦で暮らされていた奥様がご病気を患い、今まではデイサービスを利用しながらご主人が介護されていたのですが、ご主人も高齢で奥様の介護も大変になってきたので医療療養型病院に入居されることが決まり、ご主人が独り暮らしになるので娘様ご夫婦と同居されるための引越し前の生前整理のご相談でした。

お家に伺うと、奥様の体調が悪くなった5年ほど前に戸建ての家を引き払い、バリアフリーの2LDLの今のアパートに引っ越されてこられ、その時にお荷物もかなり処分されたようでした。
ただ自由に体が動かせない奥様に代わり、家事全般と奥様の介護をしてきたのでお部屋の方は散らかっており娘様宅への引越しの片付けがなかなかできないくらいかなりお疲れのご様子でした。

奥様が医療療養型病院に入居されたあと、できるだけ早くご主人の引越しをして住居を返却したいとのご要望でしたので、入居された2日後に作業にとりかかれるように手配させていただきました。

作業当日、家具や家電、衣類、その他生活用品のお荷物を必要なものと不要な物に分け一つずつ運び出しました。娘様の家ではお荷物が1部屋に収まるようにしないといけないため、お荷物はコンパクトにまとめさせていただきました。

作業終了後、ご主人様からは「家事と介護の生活で疲れていたうえに歳も取っているし、片付けをどうしようかと思っていたので助かりました。娘もはじめは手伝ってくれてたんですが、大きなものとなると片付けるにもなかなか難しくて。手際よく片付けていただいてプロの業者に依頼して良かったです。」と仰ってくださいました。

近年は老々介護も増えてきて、高齢のご自身たちではなかなか生前整理の片付けが難しくなってきています。そのような場合は「くらし相談」へお気軽にご連絡ください。