東大阪市・老人ホーム入居前のゴミ屋敷の片付け



本日の依頼は、「父が老人ホームに入居するのに家を退去しないといけないのですが、家がゴミ屋敷のようになっていて片付けが大変なのでお願いできますか…」という内容でした。

こういったご依頼は年々増加傾向にあり、親族にとっては自分でどうにかしてほしいけれど、本人に片付ける意思や気力、体力がないので悩まれている方が多いのが実情です。

お父様は2DKのアパートに一人暮らしされており、歳を取るにつれてゴミの整理や物の片付けが億劫になっているご様子でした。テーブルには食べ物や使った食器などで空きスペースもなく、お部屋には腰ほどの高さまでゴミが積まれていて敷きっぱなしの布団も荷物に囲まれかなり大変な状態でした。

主な不用品はお弁当のパック、ペットボトル、空き缶、段ボール、新聞紙などが多く、片付けなければならないものは、使ったお皿、グラス、衣類などで、これらのものでお部屋全体が全て埋めつくされている状況でした。

作業日には、ご依頼いただいた息子様とお父様にお立ち会いいただき、ゴミの分別から取り掛かかり、それらを搬出して空きスペースができたあとに、品物を必要な物、不必要な物に分け、不必要な物はリユースと処分品にわけて処理させていただきました。

家財道具や電化製品なども、老人ホームに持っていかれないものはリサイクル品と処分品にわけ、とりあえず転居日までに最低限必要なものを除き、全て搬出いたしました。
転居日以降不必要な残りの物については、転居日に搬出することにし、清掃をして5時間ほどの時間で作業は終了しました。

足の踏み場もなかったお部屋は、見違えるくらいにスッキリし、お父様も息子様も安堵されたご様子でした。
このように手を付けられなくなったゴミ屋敷は悩まずに一度「くらし相談」にご相談下さい。

和泉市・定年退職をきっかけに生前整理のご依頼



今回、お伺いさせていただいたお宅は賃貸マンションにお住まいの独身の男性で、定年退職になったのをきっかけに、生前整理のご相談をいただきました。

ご依頼主様は3LDKのマンションにお住まいで、ビジネススーツや、ネクタイ、ワイシャツ、ビジネスバッグなど仕事で使用していたものと、長年ミニカーのコレクターでいらしたようで、それらの大量のミニカーも可能であれば買取りか引取っていただきたいいう内容でした。
定年をきっかけにできるだけ荷物を整理し、独身なので自分の死後に、兄弟や親戚にできるだけ迷惑をかけたくないという思いからのご相談でした。

ビジネスで使われていた衣類やバッグなどは、ほとんどのものがリユースでき、ミニカーについてはかなりのコレクターで中には買い取り額が高いものもあり、買取りとリユース品にわけさせていただきました。
一番時間がかかったのはミニカーの整理で、あとは、男性の一人住まいのためお荷物も少なく特に時間がかかるものもありませんでしたので、もらいものなどの必要でない商品をリユースすることを含め作業は3時間ほどで完了しました。

ご依頼主様のように、まだ元気なうちに生前整理を行うことはなかなかできることではありません。しかし、高齢者が増え子供の少ない今の時代は、自分が亡くなったあとに片付けをされる方のことを考えた方が良いのではないでしょうか。 特に高齢者は今の若者と違って、高度成長期の物があふれる時代にたくさんの物を買い込んだりもらったりすることが多かった傾向にあります。
それゆえに、生前整理をすることによって住みやすい環境を作ることができ、場合によっては心機一転して新しいスタートを切れることもあります。

ご自身が亡くなったあと、ご親族は様々な手続きを行わなければなりません。
それに加え、遺品整理を行うと多くの時間が必要となり、ご親族に更に負担がかかります。
元気なうちに、生前整理をされることは今の時代には大切なことと、我々「くらし相談」は考えます。

東大阪市・茶道の先生をされていたお母様の遺品整理



先日、「長年茶道の先生をしていた一人暮らしの母が亡くなり、大量の茶道具や掛け軸、着物があるので、それらの遺品整理をお願いできますか。」と息子様よりご連絡がありました。

半年ほど前に、お母様がご病気でお亡くなりになり、息子様ご家族がその後にお住まいになるご予定で、今まで息子様と娘様で少しずつ遺品整理をされてきたようですが、お母さまの茶道関係のお荷物がたくさんあり、自分たちではどうして良いかわからないので、それらの遺品を整理してほしいという内容でした。

お見積りにお伺いすると、茶室をもうけた一戸建てのお家で、遺品整理後、茶室のみリフォームされてお住まいになるご予定でした。茶道具の中でも貴重なものがいくつかありましたので、それらは買取りさせていただき、お見積りから差し引かせていただくことができました。
また、遺品整理するにあたって大きな物はお着物を入れている桐箪笥の搬出くらいでしたので、作業時間もそれほどかからないことや、リユースや、リサイクルできるものも大半でしたので、お見積りもかなりおさえることができ、ご承諾いただけました。

作業当日、桐箪笥からお着物類を出し1点1点確認したあと分別、搬出し、抹茶茶碗、鉄瓶、香炉、急須、茶釜、茶杓などの茶道具は価値のあるものを選定し、残りの物と掛け軸類は、ほぼリユース品となりました。

茶道具はお母様の一番大切にされていた物で、なかなか遺品整理ができなかったとお伺いしておりましたので、1つ1つ丁寧に梱包させていただき、「これらは、必要とされる方の手にわたるように最善の努力をさせていただきます。」と申し上げました。

大切にされていた遺品を整理するのは、ご遺族にとって大きな悩み、心の痛みでもあります。
そのような場合は、親身になってお話しをお伺いしますので、一度「くらし相談」にご相談ください。