閉店された店舗の片付け・不用品回収のご依頼をいただき行って参りました。
飲食店だったようで、業務用冷蔵庫からテーブル、イス、食器類など、ほぼ営業していた状態のままとなっていました。古くなった厨房や壁にかかっていたメニュー表が、長年この地で営業されていたのだなぁと思わせるものでした。
市街地の店舗でしたので、不用品を置ける場所がほとんどなく、搬出口に近い場所までまとめて運び、効率よく作業できるようにし、スタッフ4名で4時間ほどで作業を終了しました。
今年は新型コロナの影響から飲食業界には逆風が吹き荒れています。自粛ムードから客足が遠のき売上が下がった事から閉店や計画倒産が各都道府県で相次いでいるようです。当社へも、今回のように閉店された店舗の片付けのご相談・ご依頼が増えており、胸が痛みます。
今回ご依頼いただきました店舗のご主人は、ご高齢でいつお店を引退しようか考えていたところにコロナがおこり、お店を閉める決意ができたとプラスに捉えられていらっしゃいましたが、続けたくても続けられないという店舗も多いと思います。
早くこの状況から脱して今までの日常が戻り、店舗閉店の片付け依頼が今より増えないことを願うばかりです。
松原市・認知症高齢者のゴミ屋敷清掃
ゴミ屋敷清掃のご依頼をいただき作業に行って参りました。
現場は玄関を開けた瞬間からゴミが山積みの状態で、害虫も発生している厳しい状況でした。
家主様は認知症で、毎日のように出掛けては大量に何かを買い込んで溜める癖があるようで、ゴミだけではなく、使用していない雑貨や衣類も大量にありました。
2日間かけて清掃・不用品撤去の作業をおこない、かなり綺麗に回復することができました。
ゴミ屋敷は住人の怠惰で出来たものだけではなく、認知症によって起きてしまうケースも多いのが実情です。
今回のケースも、親族が介護サービスなどを利用しながらこの女性のケアをしていればここまでにならなかったのかもしれませんが、おそらくお世話をしてあげる親族がいらっしゃらなかったのでしょう。
これまでにも認知症を患っている方のお宅の片付けのお手伝いをさせていただきましたが、御家族や親族の方がちょくちょく訪ねていてもお部屋が荒れてしまう事が多いというのが実感です。
お部屋が荒れたまま放っておくと害虫が発生してしまい、健康被害も生じます。
これからは単身認知症患者は今後ますます増大することが予想されます。そういった方のお宅がゴミ屋敷状態にならないよう、ヘルパーさんなどにも相談して対策をすることをオススメします。
和泉市・鍵をお預かりしての遺品整理作業
先日、2DKマンションの一室で遺品整理の作業をおこないました。
ご依頼いただいたのは故人様の息子さま。
仕事で東京にお住まいのため当日の立会いができないとのことでしたので、鍵をお預かりしての作業となりました。
現場にお伺いしてまず最初に目についたのが、ダンボールで埋め尽くされている状態のお部屋。ダンボールには、飲食物のゴミ・衣服が入っていたり、趣味で集めていた流木と石が入っていたりしました。
もう一つのお部屋には、収納スペースに収まらないくらいの着物類と布団、大きなタンスとお仏壇がありました。
ご依頼主様のご意向は仏壇以外はすべて処分して欲しいとのことでしたが、ダンボールに入っているお荷物も念のためすべて開梱し、中に貴重品などが入っていないかの確認をしてから処分させていただきました。
またお仏壇は、魂抜きのご依頼がありましたので、供養をさせていただきました。
すべての作業が終了し、お部屋の状態を写真で確認していただき、作業を終了させていただきました。
後日ご依頼主様より、「こんなにもきれいにしていただけるなんて思っていませんでした。仕事でなかなか帰阪できずにどうしようかと悩んでいましたが、思いきってお願いしてよかったです。」と丁寧なメールをいただきました。
今後もお客様に満足いただける作業を徹底し、精進してまいります。