八尾市・引きこもりの方のゴミ屋敷清掃



先日、ゴミ屋敷になっているマンションの清掃作業をおこなってきました。

作業は、八尾市にあるご依頼主様のお姉さまのご自宅でした。 お姉さまは、20年以上勤めていた会社をリストラになったのをきっかけに引きこもりになり、先日、とうとう精神的に限界がきてしまい入院されたそうです。

退院後は、弟さんであるご依頼主様宅に引っ越し療養をするということで、ゴミ屋敷となっているお姉さまのお部屋の片付け、清掃のご依頼でした。

部屋の扉を開けるなりゴミの山でした。部屋中に食べ物の腐った臭いや排泄物の臭いが漂い、コンビニ弁当やカップ麺、お菓子の容器や食べさし、高アルコール飲料の空き缶やジュースのペットボトルが散乱していました。キッチンなど水回りにもゴミが山積みで、ゴキブリやハエ、カビが発生していました。

大量のゴミは、マンションの住人に迷惑がかからないように、養生をおこない、注意を払いながらトラックへ積み込みます。家具や家電などは、汚れや劣化が酷くなく使用できそうなものは下取りをさせていただきました。

清掃作業の後、専用の薬剤で消毒・除菌、消臭をおこないすべての作業を完了しました。

ご依頼主様は、「本当に助かりました。部屋を見た時はどうしようかと悩みました。やはりプロにお願いして良かったです。二人きりの兄弟なんで、姉が退院した後もサポートをして復帰できるように手伝っていきたいです」話されていました。

富田林市・孤独死によるアパートの特殊清掃



富田林市にあるアパートの大家さんからのご依頼で、特殊清掃に行ってきました。

アパートの住人の方が孤独死をされたそうで、死後3週間以上経ってご遺体が発見された部屋の特殊清掃の作業でした。

家賃の支払いが無く、呼び出しにも応答がなかったのを心配に思った大家さんが、警察官立会いのもと部屋に入ると亡くなられていたそうです。

作業現場は、三階建ての三階のお部屋でエレベーターがなかったため、家財道具や家具、家電などを運び出すのには、通常より多めのスタッフで作業をおこないました。

死後、時間も経っており、季節的にも気温・湿度も高いことから、ご遺体の腐敗が始まっていて、体液や腐敗臭が壁や畳に染み込み、死臭が立ち込めていました。一般のハウスクリーニングとは違った、より専門的な技術、機器、薬剤を使用し、消臭・消毒作業をおこないました。畳まで、腐敗液が染み込んでいたため、大家さんからのご指示で畳を処分しました。

故人様には、身寄りの方がいらっしゃらなかったそうでした。 昨今、高齢者の孤独死は大きな社会問題になっています。行政、地域、民間などがネットワークを構築して協力しあって取り組まないといけない問題でしょう。そのことを改めて考えさせられたご依頼でした。

和泉市・若くして亡くなられた息子さんの遺品整理



20代の若さで交通事故で亡くなられた故人様のご両親から、遺品整理のご依頼がありました。

故人様は、和泉市でひとり暮らしをされていたそうで、そのマンションの部屋の遺品整理をおこないました。

息子さんの突然の死を受け入れられないご両親から、「自分たちでは遺品整理はできない。しかし、マンションをいつまでもこのままほっとくわけにもいかないので」と、ご依頼をいただきました。

当日はご両親立会いのもと、ひとつ一つご両親に確認をしていただきながら作業を進めていきました。 お部屋は整理整頓がなされており、几帳面でしっかりされた息子さんだったことが伺えました。

家具や家電などは、下取りをさせていただき費用から差し引かせていただきました。 衣類や生活雑貨、小物などは、なかなか処分ができず、お母様の要望でほとんどを実家にお送りすることになりました。

作業終了後、ご両親からは「自分たちだけでは心も体も動きませんでした。本当にお願いして良かったです。遺品整理を業者の方にお任せすると、業務的に全てを処分されるんじゃないかって不安に思っていたのですが、ひとつずつ確認しながら丁寧に作業をしていただいて感動して涙が出ました。息子の供養にもなったんじゃないかと思います。」とおっしゃっていただきました。

くらし相談では、ご依頼主様の心に寄り添い作業をすることを心がけております。ちょっとした作業やご相談でもお気軽にお問い合わせください。