市営住宅で独り暮らしをされていたお父さまがお亡くなりになられ、お部屋の片付けをしてほしいとのご依頼がありました。
ご依頼いただいたのは故人様の息子さま。
今月中に賃貸契約を解約したいので、整理が間に合わないとのことでした。
お近くにお住いのご依頼主さまは、2ヶ月ほど仕事の合間に遺品の整理をおこっていたそうなのですが、このまま続けてもすべてを整理するのには後3ヶ月はかかると思い、家賃のことを考えれば専門業者に依頼したほうが安く済むと判断したのだそうです。
お見積りにお伺いさせていただきますと、大きな家具や電化製品、お布団や衣類などかなりの量が残されていました。また、エアコンの取外しや故人様が取り付けられた棚などの撤去も必要でした。
作業は、ご依頼主様立会いのもと3名のスタッフでおこないました。細かい荷物をご依頼主様がまとめてくださっていたので、3時間ほどで全ての荷物を運び出すことができました。
作業終了後、「こんなに早く綺麗にしていただけるなら、最初からお願いしたらよかった」とご依頼主さま。
実は、遺品整理の作業終了後によく言われる言葉です。
まだまだ遺品整理はご遺族様自身でしなければならないという固定概念があるのだなと思う瞬間です。
と同時に、我々がもっとお客様に寄り添った丁寧な作業をしていることを周知しなければならないと感じる瞬間でもあります。
八尾市・引越しに伴う不用品回収
先日、ご実家のお引越しに伴うお片付け&不用品回収の作業にお伺いさせていただきました。
ご両親が高齢になってきたので、ご依頼主様のお宅を2世帯住宅にして一緒に住むことになったのだそうです。
必要なものは新居へお引越し済みで、ご自宅に残った大量の不用品の片付けと処分に困って弊社へご連絡いただいたのでした。
というわけで、今回のご依頼内容はご両親がこれまでお住まいだったご自宅の片付けと不用品の回収です。
ご両親は共にかなりの読書家であるため、ご自宅には大量の本が残っていました。
全てを新居に持っていくことができないため、たくさんの本を処分しないといけないことにとても寂しそうなご様子でした。
本の片付けをしていると、愛用されていたブックマーカーが出てきました。それを見たお父様から、そのブックマーカーにこめられた思い出のエピソードなど、興味深いお話をお伺いしました。
お部屋の中の荷物を運び出してスッキリしたあとは、お部屋のお掃除。今まで住んでいた家ということもあり、ご依頼主様、ご両親様も一緒に最後のお掃除をしました。
長年住んでいた家には大切なものがあり、思い出が詰まっています。
くらし相談では、思い出のエピソードと共にお客様と寄り添えるように日々精進いたします。
松原市・遺品の中から現金10万円!
先日、3DKマンションの遺品整理にお伺いしました。
ご依頼主のお母様が1人で住まれていたそうなですが、昨年お亡くなりになってから少しずつ整理をしていらっしゃったそうです。先月マンションの売却が決まったのをきっかけに我々にご相談をいただいたのでした。
現場はマンションの2階。ご依頼主様が少しずつお片付けをされていたとのことで、タンスの中の衣類やキッチンの棚や引き出しの中はほぼ空の状態でした。
それでも3DKのお部屋の中にはまだまだたくさんの荷物がありました。
ご依頼主様がご自身で整理なさっている際に、貴重品はすべて探して持って帰っているとのことでしたが、バッグの中から現金十数万円が発見されました。また、押入れの奥からは古い写真が出てきましたので、合わせてご依頼主さまにお返しさせていただくと、大変驚かれていました。
「全部自分で遺品整理をしていたら、この現金と写真は捨てているところでした。」とご依頼主様。
遺品整理あるあるですね。
ご遺族様自身でしっかりと片付けられていても、我々プロが作業すると、貴重品が出てくることはよくあるのです。
たくさんの現場を経験してきていることから、貴重品が残っていそうな場所も熟知していますので、発見しやすいのです。
まだまだ遺品整理は遺族がするものという固定概念があるのが現状ですが、我々プロの手を借りるという選択肢も、ぜひ検討してみてくださいね。