今回は、70代独り暮らしの母親が住んでいる家が、ゴミ屋敷状態になっているので片付けをお願いしたいと息子様からご依頼をいただきました。お話しを伺うと、お母様は物が捨てられないという訳ではなく、掃除が苦手でできる限りしたくないということから、家の中がどんどんゴミや物であふれゴミ屋敷状態になってきたようです。
数年前にお父様が亡くなるまでは、お父様が家の片付けをしていたらしいのですが、亡くなられてからは全くと言っていいほど掃除や片付けをせず、見るに見かねた息子様から当社へご相談がありました。
お母様は、掃除をすることは苦手のご様子でしたが、物への執着心があまりない方でしたので、捨てることにはためらわず、我々に任せていただけました。
最初にゴミとわかる物で45リットルのゴミ袋で25袋のゴミがあり、大半が飲食に関わるものでした。食事も殆どがお弁当やレトルト食品で済まされているようで、自炊をあまりされないようでしたので、最低限の食器や鍋、フライパンなどを除き、汚れたキッチン用品も殆ど処分させていただきました。キッチン周りのゴミが特に多く、お母様曰く、今までで一番物を捨てた一日だったそうです。ガスコンロ使用時のキッチン周りのゴミへの引火も気にされているご様子でしたので、ガスコンロからIHコンロに変更されてはとアドバイスさせていただきました。
衣類などは残す物と処分するものを伺い、処分する物は搬出し、天井や窓の隅に何ヶ所もクモの巣が張ってあるのを取り除き、床も掃除して作業は終了しました。
高齢者が増え、年老いた独り暮らしの親の家が、物だらけゴミだらけになっているという悩みを持っている方は多いと思います。そんなゴミ屋敷のことでお悩みでしたら、「くらし相談」にお気軽にお問い合わせ下さい。