東大阪市・ご実家のゴミ屋敷の片付け



今回は、高齢のお母様が一人で暮らされているご実家がゴミ屋敷のようになっているので、片付けをしてもらえないかと息子様からご相談がありました。お父様を亡くされてからお母様は一人暮らしをされていたのですが、歳を取るにつれて足腰も弱り、もともと物を捨てられない性分で今はゴミ屋敷のような状態になっているとのことでした。

お見積りに伺うと、特に紙袋や段ボール、お菓子の箱、包み紙などは何かの時に使えるのではと大量にためこんでおられ、ダイニングテーブルの上は物が置けないくらいに、新聞紙やお皿やコップ、お菓子などが散乱している状態でした。また、ご高齢のため分別ゴミを指定曜日になかなか出せず、分別の仕方も難しくて…と仰っていました。息子様もたまに来ては片付けられていたそうですが、ゴミや不用品が多くなっていく一方なので、今回は我々に片付けをお願いしたいとのことでした。

作業当日、新聞紙、段ボール、紙袋、ペットボトル、プラスチックごみ、空き瓶、空き缶など全てのゴミを1つずつ分別し、リサイクルできるものと処分するものに分けさせてもらいました。
衣類で必要でないものはリユース品として引き取らせていただき全てものを搬出し、3時間ほどで作業は完了しました。

息子様からは「片付けても片付けても不用品が増える一方だったので、短時間でこんなに綺麗になるとはプロにお任せして良かったです。せっかく綺麗に片付いたので、母がもったいなくてためてしまう性格を、なんとかやめてもらうように話してみます。」と仰っていました。

特に、昭和生まれの親世代は物がない時代に生まれ育ち、その後の高度成長期でたくさん物を買い、今となってはもったいなくて物を捨てられない方が多いと言われています。
また歳をとり、ご病気や片付ける体力もなくなって片付けられないなど、原因は色々あるかと思いますが、そのような方が昔に比べてはるかに増えているのが現状です。
ゴミ屋敷のようになっているお家は、限られたごく一部の方だけではない昨今ですので、そのような場合には片付けのプロの私たち「くらし相談」に一度ご相談下さい。