富田林市・孤独死によるアパートの特殊清掃
富田林市にあるアパートの大家さんからのご依頼で、特殊清掃に行ってきました。
アパートの住人の方が孤独死をされたそうで、死後3週間以上経ってご遺体が発見された部屋の特殊清掃の作業でした。
家賃の支払いが無く、呼び出しにも応答がなかったのを心配に思った大家さんが、警察官立会いのもと部屋に入ると亡くなられていたそうです。
作業現場は、三階建ての三階のお部屋でエレベーターがなかったため、家財道具や家具、家電などを運び出すのには、通常より多めのスタッフで作業をおこないました。
死後、時間も経っており、季節的にも気温・湿度も高いことから、ご遺体の腐敗が始まっていて、体液や腐敗臭が壁や畳に染み込み、死臭が立ち込めていました。一般のハウスクリーニングとは違った、より専門的な技術、機器、薬剤を使用し、消臭・消毒作業をおこないました。畳まで、腐敗液が染み込んでいたため、大家さんからのご指示で畳を処分しました。
故人様には、身寄りの方がいらっしゃらなかったそうでした。 昨今、高齢者の孤独死は大きな社会問題になっています。行政、地域、民間などがネットワークを構築して協力しあって取り組まないといけない問題でしょう。そのことを改めて考えさせられたご依頼でした。