東大阪市・長期ご入院のため生前整理のご依頼



先日、ご高齢のお母様が7年以上ご入院されて植物状態が続いており、もう自宅に帰ることもないので生前整理をし、現在空き家状態になっている自宅を引き払いたくご相談がしたいと息子様よりご連絡がありました。
万が一、お母様の意識が戻ったとしても既に95歳の年齢なので、自宅に戻っての生活はできないと決断されてのご相談でした。「母の承諾なしに片付けて良いものか長年悩んできましたが、意思疎通もできず意識が戻ると思えない状況で、私ももう70歳を過ぎいつどうなるか分からないので、思い切ってお電話させていただきました。」と仰っていました。

お母様は何軒かある長屋の借家にお住まいで、他は既に空き家になっており借主がいる最後の一軒になっていました。恐らく、お母様が退去されたら取り壊される予定で、まだ借りられているお母様のために家主さんは待ってくださっているようでした。

家の中は、生活用品などもそのまま置いてあり、ご入院される前とほぼ変わらない状態のままでした。息子様は必要な物は事前に持ち出されていましたので、残りの荷物の整理は我々にお任せしたいとのことでした。

作業日には、リユース品、リサイクル品、処分するものに1つ1つ丁寧にわけさせていただき、家具類や電化製品も全て搬出し、清掃はごく簡単でよいということでしたので作業は5時間ほどで完了しました。

息子様には「母だからといっても、なかなか片付けに踏み切れない自分がいたので、生前整理についてのアドバイスもいただき、納得のうえ整理していただいて有り難く思います。」とお言葉をいただきました。

身内といえどもご自分の物でないお荷物は、なかなか片付けられないものです。
そんな場合も、アドバイスやご相談も承りますので「くらし相談」に一度ご連絡ください。