先日、60歳前後の方が孤独死したお宅の特殊清掃を行ってまいりました。
アパートの大家さんが直接当社へご依頼下さいました。
玄関のドアを開けると部屋だけでは収まらないほどの大量のゴミが玄関まであふれ出ていて、部屋に入って行くのが困難な状態でした。
玄関ポストにはチラシや手紙、請求書などが溜まっていました。
玄関から廊下にかけて靴やゴミの入ったビニール袋、飲みかけのペットボトルなど細かいゴミが大量にあり、奥に進むためにひたすらゴミの処分をしていきました。
玄関前の廊下の途中にユニットバスがあり、そこで住人の方が亡くなられていたようです。
奥のお部屋には玄関以上のゴミがあり、全く床が見えない状態でした。いつ購入したかもわからない腐敗した食べ物や空のお弁当や服、ハエの死骸や生きている虫なども多くいました。
特殊清掃の現場では、発生した害虫の伝染病や細菌による感染症のリスクが高くなるため、細心の注意を払い、作業員にはマスク・ゴム手袋・防護服を身に着けて作業をします。
ハエなどの害虫は伝染病のリスクもあり、近隣住民に被害を与えないように殺虫剤を使用して駆除しました。悪臭や死臭は、オゾン脱臭機を使用して除去しました。
特殊清掃は作業員の安全はもちろんですが、近隣の住民への二次被害が出ないように細心の注意を払って行っております。
特殊清掃のご依頼・ご相談は、くらし相談へお気軽にお電話ください。