東大阪市・ミニマムな老後生活を送るための生前生理



今回は、今では懐かしい昭和のバブル時代からお仕事をされてきた50代女性の方の生前整理のご依頼です。バブル時代はとても収入が多く、華やかなファッションや高級な商品をたくさん購入し、その時代のものをウォーキングクローゼットに詰め込んである状態で、今まで独身で暮らし今後も結婚する予定がなさそうなので、自分の死後のために生前整理をしミニマムな生活を送りたい、自分が亡くなった後に遺族が片付けに困らないようにというご要望でした。
統計では、50歳までに一度も結婚されたことのない人は15%以上にのぼるそうで、若年層の未婚率も年々上昇しています。そのようなおひとり様の生前整理、身辺整理、終活の書籍もたくさん販売されておりますので、生前整理の意識も近頃では高くなってきました。

お住まいのマンションにお伺いしたところ、クローゼットにはバブル時代に購入されたお洋服はもちろんのことハイブランドのバッグやアクセサリー、時計、スカーフ、靴など非常にたくさんの華やかな品々が棚いっぱいに置かれており、ウォーキングクローゼットの中のほとんどが高級な商品ばかりでした。安い商品は全て処分されてきたようで、高い商品については今まではどうしても手放せなかったようです。中には買い取れる商品も多数ありましたので、買取り額を引いたお見積りをし、一週間後作業することに決まりました。
作業当日、片付けをしていく中で、同じ位の金額で購入したものでも、今も根強く人気のあるブランド品は買取り額も高くなりますが、人気が落ちたブランド品はほぼ値段が付かないものもあります。それら全てを1点ずつ確認、搬出し、空になったウォーキングクローゼットを簡易清掃して作業は終了しました。

自分の死後、処分に手間と費用がかかる不要品を、残されたご遺族の負担を減らすために生前に整理しておくことは大切なことです。そのような生前整理のことは、お気軽に「くらし相談」にご相談ください。