松原市・大量の食器を処分するのは故人様への供養



先日、お義母様の遺品整理をして欲しいとご依頼がありました。

お義母様は闘病生活が2年ほど続き、その間はお義父様がお一人でお住まいだったようです。
ご高齢の男性のお一人暮らしとなると、なかなか掃除も行き届かないため埃がひどく、体にも悪いために、集中して整理しようと考えているとのことでした。

お義母様は生前、物が捨てられない方だったようで、大量の食器が大きな食器棚の中に所狭しと入っていました。

まだまだ使える食器ばかりでしたが、必要最低限のコップや御茶碗だけ残してすべて処分して欲しいとのご依頼でした。

お義母様は生前、病室で「スッキリ暮らしたい。物を減らしたい。」と常々おっしゃられていたようで、不要なものを処分することは、お義母様への供養になるとご依頼主様はおっしゃられていました。

そして、ご高齢のお義父様がお一人で安全に生活ができるよう、お部屋内を徹底的に掃除し、家具類は生活動線を考えた配置に変更させていただきました。

ご依頼主様は名古屋にお住まいで、「本当はわたしたちがもっと来られればいいんだけど・・・」とおっしゃられていましたが、すっきりしたお部屋を見て「これならしばらくはお義父さん一人でも安心です。」と言っていただけました。